2010.2.28(日)
叔母の右手が、体側を擦り上がるように、乳首まで伸びた。
先端を摘む。
指先で捻り始めた。
尿は、ようやくその勢いを失い、叔母の顔まで届かなくなった。
名残を惜しむように、叔母は頸を振りあげた。
やがて尿は、叔母の胸から腹を、夏枯れの滝のように濡らし、そして途絶えた。
叔母の左指の動きが、せわしなくなった。
乳首を摘んだ右指も、ポプリを揉み砕くように擦り合わされていた。
「由美……。
イクよ……。
見てて。
見ててね」
言い終えるなり、叔母の口は、Oの字に定まった。
由美を睨み据えるように、両眼を大きく見開いた。
瞳の上下に、白い眼球が現れた。
瞳が、練乳に浮かぶ餡のように見えた。
「はがっ」
由美の胸で、叔母の尻がうねり上がった。
同時に、両膝が伸びた。
両脚は、自らの頭上を指すように、真っ直ぐに伸びていた。
爪先ではすべての指が、裂けるほどに開いていた。
「あががが」
叔母の腰が、激しく痙攣し始めた。
口元からは、泡が噴き零れていた。
「かはぁ」
最後の息を漏らし、叔母の頬が微かに笑った。
同時に、瞳が上瞼に滑りこんだ。
頸が、がっくりと横に倒れる。
開いた唇からは舌が零れた。
舌先が、宙を舐めていた。
由美の胸で、叔母の尻がずっしりと重くなった。
自らを支えることを止めた人体は、ことのほか重い。
失神した美弥子の身体で、幾度となく学習したことだった。
先端を摘む。
指先で捻り始めた。
尿は、ようやくその勢いを失い、叔母の顔まで届かなくなった。
名残を惜しむように、叔母は頸を振りあげた。
やがて尿は、叔母の胸から腹を、夏枯れの滝のように濡らし、そして途絶えた。
叔母の左指の動きが、せわしなくなった。
乳首を摘んだ右指も、ポプリを揉み砕くように擦り合わされていた。
「由美……。
イクよ……。
見てて。
見ててね」
言い終えるなり、叔母の口は、Oの字に定まった。
由美を睨み据えるように、両眼を大きく見開いた。
瞳の上下に、白い眼球が現れた。
瞳が、練乳に浮かぶ餡のように見えた。
「はがっ」
由美の胸で、叔母の尻がうねり上がった。
同時に、両膝が伸びた。
両脚は、自らの頭上を指すように、真っ直ぐに伸びていた。
爪先ではすべての指が、裂けるほどに開いていた。
「あががが」
叔母の腰が、激しく痙攣し始めた。
口元からは、泡が噴き零れていた。
「かはぁ」
最後の息を漏らし、叔母の頬が微かに笑った。
同時に、瞳が上瞼に滑りこんだ。
頸が、がっくりと横に倒れる。
開いた唇からは舌が零れた。
舌先が、宙を舐めていた。
由美の胸で、叔母の尻がずっしりと重くなった。
自らを支えることを止めた人体は、ことのほか重い。
失神した美弥子の身体で、幾度となく学習したことだった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2010/02/28 07:30
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山手線の駒込駅のホームからは……。
見事に刈り込まれたツツジの植え込みが見られます。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100226202059839.jpg
内周り(巣鴨方面)のツツジは、明治44年(1911年)、駒込駅の開業を記念して植えられたそうです。
外回り(田端方面)は、大正13年(1924年)、駅東口の開設を記念して植えられたとか。
いずれも、近隣有志が寄贈したものだそうです。
さて、その有志とはなんぞや?
ということですが……。
植木屋さんです。
駒込駅の西方の住居表示は、「駒込」ですが……。
その真ん中を貫き、染井霊園へと続く通りは、「染井通り」といいます。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100226202058e53.png
そう。
ここは、日本を代表する桜、ソメイヨシノの古里なんです。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2010022620205904a.jpg
江戸末期、染井にあった植木屋さんの圃場で、ソメイヨシノは生まれました。
そのいきさつについては、「ソメイヨシノのお話(https://mikikosroom.com/archives/2769804.html)」で書きましたので、ご興味があればどうぞ。
さて。
この染井あたりは、江戸時代の始めごろから、植木屋さんの集積地だったんですね。
では、なぜ植木屋さんのコロニーのようなものが、ここにできたのでしょう?
その謎を解き明かすためには……。
江戸開府のころに遡らなければなりません。
初代将軍・家康、2代・秀忠、3代・家光。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100226202059614.jpg
この3人に共通していたのは……。
熱狂的な花好きということでした。
「花癖(かへき)」と云ったそうです。
諸大名たちは……。
将軍家に、珍花奇木を献上しようと、競って園芸に熱中しました。
また、秀忠と家光は、諸大名の屋敷を頻繁に訪問したそうです。
まぁこれは、政治的な意図があってのことでしょうけど。
そのため、諸大名の屋敷では……。
花好きの将軍を迎えるため、豪華な庭が造営されることになったんです。
ここで、例によって脱線。
みなさんのお宅のお庭は……。
南向きですか?
それとも、北向き?
もちろん、西向きや東向きというお宅もあるでしょうが……。
南か北かに分ければ、圧倒的に南向きが多いでしょう。
庭は南向きってのは、常識みたいなものですよね。
でも、ここではっきり言いますが……。
お庭が南向きのお宅は……。
お屋敷じゃありませんねー。
当たり前ですよね。
北向きに庭なんか作ったら……。
お庭がみんな、家の陰になっちゃいますから。
でも、昔のお屋敷は違います。
土地が広いので……。
建物の陰になる部分の向こうに、庭があります。
それじゃ、庭が遠すぎるだろうって?
いえいえ。
お屋敷の建物は、平屋建てです。
土地が広いので、2階をあげる必要など無いからです。
なので、平屋の陰にさえならなければいいんですから……。
庭の始まりは、そんなに遠くないわけ。
それじゃ、なんでわざわざ北向きに庭を造るのかですが……。
まず、南向きの庭を、座敷から見る場面を想像してください。
お陽さまは、どっちから当たってるでしょうか?
そう、お庭の向こう側からですよね。
つまり、座敷から見ると、逆光になるんです。
日の光は、樹木や庭石の向こう側に当たります。
座敷から見える側には、影が出来る。
早い話、裏側なんです。
つまり、南向きの庭を座敷から見るということは、庭を裏側から見るようなもんなんです。
樹木は南を向いて伸びますから、いっそうそうなりますよね。
というわけで、昔のお屋敷は、北側に庭があったわけね。
庭というのは、座敷から見るものだったからです。
北向きの庭では、木々や石には……。
屋敷の屋根を越えて降り注ぐ日の光が、燦々と当たり……。
影が出来ません。
木の枝も、こっちに向かって伸びて来ます。
つまり、庭を表側から見るために……。
庭を北向きに造ったというわけです。
脱線したまま終わっちゃいましたね。
続きは、次回。
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2. フェムリバ- 2010/02/28 11:49
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叔母ちゃんも気絶するんですね。
大名のお屋敷は北向き、初めて知りました!
家の庭は、南東向きかな?
う~ん・・・
植木屋さんのコロニーが何故出来たのか・・・
明日を楽しみにしてますね♪
というか・・・
ソメイヨシノ関連のお話して、大丈夫ですか?
悲しくなっちゃうんですよね?
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3. Mikiko- 2010/02/28 12:12
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全員気絶します(キッパリ)。
ソメイヨシノが悲しく見えたのは……。
4月に環境が変わった子供時代のこと。
そのころを思い出すと、ちょっと胸が痛むけど……。
今はもう、だいぶ平気になりましたね。
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4. 淡雪- 2010/03/01 14:35
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やはり創作の醍醐味ですね。
ふつーは気絶なんかしないもんな。
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5. フェムリバ- 2010/03/01 19:22
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散々イッて、頭の中が真っ白になった後
「これ以上イッたらどうなっちゃうの?!」
って、領域があるんですけど・・・
(イクって、3段階ありますでしょ?その上の4段階目の世界です。)
一人だと、どうしても怖くて越えられないのです(汗)
もし越えられたなら、たぶん気絶すると思います・・・
でも
私は、いつかあの領域にイッてみたい!
(将来のパートナーと一緒に♪)
という事で
もっともっと精進せねば・・・
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6. Mikiko- 2010/03/01 19:40
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> 淡雪さん
そのとおり!
「由美美弥」は……。
リアリズムではありません。
ファンタジーです。
> フェムリバさん
ありますでしょって、そうなの?
3段階って何だ?
イク、イク、イクか?
4段階目が加わると……。
イク、イク、イク、イックぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
か?
何の精進だよ……。