2010.2.26(金)
由美は、改めて叔母に連なる血脈を感じていた。
叔母の大陰唇には、まったく色素の沈着が無かった。
静脈が透けるような真っ白い肌が、大陰唇を覆っている。
美弥子に幾度となく讃えられた肌を、叔母も持っていたのだ。
嬉しかった。
40歳になっても、こんなに綺麗なままでいられるのだ。
同時に、叔母に対する愛しさがこみあげてきた。
「由美……。
もっと近くで見て」
由美は、身を屈めようとした。
「違うの。
わたしのお尻を持ち上げて。
由美の胸に抱え上げてちょうだい」
由美は、叔母の尻を両手で掬った。
叔母の尻は骨盤の尖りが浮き出た、三角形をしていた。
これも由美と同じだった。
美弥子のような丸々とした輪郭の尻に引き比べて、なんと貧弱なのかと思っていた。
しかし、目の前で見る、自分と同じ尻は愛しかった。
その尻を持ち上げる。
身を寄せ、胸に抱く。
「見える?
はっきり見える?」
「すっごく近くで見える。
クリちゃんに、わたしの顔が映ってそう」
「見ててね。
見ててね。
そのクリちゃん、弄るとこ」
包皮を引き上げていた両指から、左の指が別れ、下方に動いた。
そうだった。
この叔母も左利きだったのだ。
膣口まで下り、膣液を塗した指が、再び上に戻る。
陰核が隠れた。
「あ、うぅぅん」
由美の胸で、叔母の尻が躍りあがった。
指が振れだした。
注射跡を揉むように。
叔母の尻では、肛門が、絞りこむような収縮を始めていた。
「ダメ……。
由美。
もう、イッちゃいそう……」
叔母の大陰唇には、まったく色素の沈着が無かった。
静脈が透けるような真っ白い肌が、大陰唇を覆っている。
美弥子に幾度となく讃えられた肌を、叔母も持っていたのだ。
嬉しかった。
40歳になっても、こんなに綺麗なままでいられるのだ。
同時に、叔母に対する愛しさがこみあげてきた。
「由美……。
もっと近くで見て」
由美は、身を屈めようとした。
「違うの。
わたしのお尻を持ち上げて。
由美の胸に抱え上げてちょうだい」
由美は、叔母の尻を両手で掬った。
叔母の尻は骨盤の尖りが浮き出た、三角形をしていた。
これも由美と同じだった。
美弥子のような丸々とした輪郭の尻に引き比べて、なんと貧弱なのかと思っていた。
しかし、目の前で見る、自分と同じ尻は愛しかった。
その尻を持ち上げる。
身を寄せ、胸に抱く。
「見える?
はっきり見える?」
「すっごく近くで見える。
クリちゃんに、わたしの顔が映ってそう」
「見ててね。
見ててね。
そのクリちゃん、弄るとこ」
包皮を引き上げていた両指から、左の指が別れ、下方に動いた。
そうだった。
この叔母も左利きだったのだ。
膣口まで下り、膣液を塗した指が、再び上に戻る。
陰核が隠れた。
「あ、うぅぅん」
由美の胸で、叔母の尻が躍りあがった。
指が振れだした。
注射跡を揉むように。
叔母の尻では、肛門が、絞りこむような収縮を始めていた。
「ダメ……。
由美。
もう、イッちゃいそう……」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2010/02/26 07:26
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●あえかなる薔薇撰りをれば春の雷
前書きに、「銀座千疋屋」とあります。
「銀座千疋屋(ぎんざせんびきや)」は、明治27年創業の有名なフルーツパーラー。
ホームページの事業内容を見ても、花は売ってないようです。
では、どうしてフルーツパーラーで薔薇を選ぶのか……。
さっぱりわかりません。
なので、この前書きは無視して……。
ロケーションを、花屋さんに変えましょう。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100220203707111.jpg
若い男性が、花屋の店頭で薔薇を選んでます。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100220203954311.jpg
若いと云っても、10代や20代前半では絵になりません。
30近い方がいいですね。
誰に贈るのでしょうか?
男性が薔薇を選んでる姿って、いいですよね。
ちょっと照れくさそうにしながら……。
それでいて、真剣な眼差し。
ひょっとしたら、店員さんが、薔薇選びを手伝ってくれてたのかも?
そんなとき、思いがけず春の雷が鳴ります。
店員さんは、小さな悲鳴を上げ……。
一瞬、立ち竦むかも知れません。
雷が収まると、声をあげてしまったことを謝り……。
少し頬を染めながら、薔薇選びに戻ります。
男性が、この花屋に足を運ぶのは……。
もしかしたら、この店員さんに思いを寄せてるからなのかも知れません。
薔薇も、誰かへのプレゼントではなく……。
自分の部屋に飾るためかも?
店員さんの面影を偲びながら……。
珈琲でも入れるんじゃないでしょうか。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2010022020370779a.jpg
なんて……。
無限に想像が広がります。
映画の1シーンのような句です。
実は、↑のイメージは、ある小説に影響されてます。
梶尾真治のSF小説、「クロノス・ジョウンターの伝説」。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2010022020370825f.jpg
梶尾さんの作品では、「黄泉がえり」が映画になってますね。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100220203707ee1.jpg
「クロノス・ジョウンターの伝説」は、花屋の店員さんを好きになった男性のお話。
彼女の命を救うため、男性は壮絶な人生に踏みこんで行きます。
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2. Mikiko- 2010/02/26 07:27
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●夜桜やうらわかき月本郷に
この夜桜は、上野公園だったそうです。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100220203707691.jpg
わたしが思うに……。
夜桜を見るために、上野公園へ足を運んだんじゃないと思います。
句材を求めて夜桜見物に行くなんてのは、波郷には似合いません。
たまたま通りかかったんでしょう。
だから夜桜も、公園の外から見たんじゃないでしょうか?
夜空に広がるソメイヨシノの花は、きっと幻想的だったでしょうね。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201002202041194ae.jpg
でも、波郷は、立ち止まることなく通り過ぎたでしょう。
たとえば波郷が……。
夜桜の前で立ち止まり……。
懐から俳句帳を取り出して句を捻ってる姿なんて、とても想像できませんから。
ダンディな波郷は、そんなことはしなかったはず。
脳裏では、無数の言葉たちのマッチングが行われてたでしょうけど……。
着流しの懐手を崩すことなく、涼しい顔で歩み過ぎたと思います。
本郷まで来たとき……。
大きな月が掛かってるのに気づきました。
http://blog-imgs-36.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20100220203708d89.jpg
このとき、一瞬にして句が成ったんだと思います。
上野公園の夜桜と、本郷の月がひとつになったんです。
ま、実際にこうだったとは言えませんけどね。
でも、優れた句が出来る過程を想像してると、わくわくします。
この句が成ったのは、昭和13年。
波郷は25歳でした。
「うらわかき月」は、うら若き波郷を写したものだったのかも知れません。
続きは、次回。
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3. フェムリバ- 2010/02/27 01:51
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左利きなんですね!
でもって
叔母ちゃん、やっとオナニーに突入♪
と思ったら、もうイッちゃうのですか?
去年、初めて人にバラの花束を贈ったんですけど・・・
選んでる時はドキドキでしたね。
声は上擦るし、顔は熱くなるし・・・
思いっきり不審者です(汗)
きっと、贈る相手の事ばかり考えてしまうからでしょうね。
でも
今年も、心を籠めて贈りますよ。
不審者に間違われようとも・・・
「黄泉がえり」!
友達と泣きまくりでした!
懐かしい・・・
「うらわかき月」に「うら若き波郷」、カッコイイですね~♪
(フェムリバじゃカタカナだし、悔しいけど合わないな・・・)
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4. Mikiko- 2010/02/27 07:38
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どっかで書いてたよなと思って、探してみたら……。
ありました。
209回。
心の籠もった薔薇の花束。
贈られた人にも、きっと気持ちが届いたと思うよ。
フェムリバを句に持ちこむのは……。
ムリかと……。