2010.1.3(日)
男根が目の前にあった。
唾の匂いが鼻を打った。
「咥えな」
バネ音を軋ませながら、男根の仰角が下がった。
美弥子は、顔ごと叩きつけるように、男根を頬張った。
巨大な亀頭が、口中を塞いだ。
顔を巡らせ、口蓋に亀頭を満遍なく擦りつける。
「げぇ。
げぇ」
咽喉奥が、男根を堪能し始めた。
規則正しく顔を上下させ、突き上げる嘔吐感に身を任せた。
「ぐふっ。
ぐぶっ」
酸性の熱い液体が、咽喉を灼きながら噴き上げて来た。
胃液は狭い口中に含みきれず、たちまち唇の脇から零れ出す。
顎から下がる涎の氷柱に、熱い胃液が伝い落ちるのを感じた。
「美弥子……。
そんなに好きかい、これが?」
美弥子は、哀願の視線を上向けながらうなずいた。
「それじゃ、もっと奥まで咥えさせてあげるよ」
後ろ頭に手が回り、がっしりと固定された。
眼前には白い腹だけが見えていた。
その焦点が、突然ぶれた。
いきなり近づいたのだ。
焦点が合うと、毛穴から戦ぐ産毛までが見えた。
しかし、それも一瞬だった。
美弥子は全身で跳ねた。
「ひぎっ。
ぎっ」
男根が咽喉を抜けていた。
亀頭の一つ目が、食道を覗いているだろう。
尻の周りが熱く濡れていくのが判った。
失禁したのだ。
全身から急激に力が抜けていく。
身体中の骨を抜かれたようだった。
瞳が、ゆっくりと裏返る。
同時に、意識が薄れていった。
唾の匂いが鼻を打った。
「咥えな」
バネ音を軋ませながら、男根の仰角が下がった。
美弥子は、顔ごと叩きつけるように、男根を頬張った。
巨大な亀頭が、口中を塞いだ。
顔を巡らせ、口蓋に亀頭を満遍なく擦りつける。
「げぇ。
げぇ」
咽喉奥が、男根を堪能し始めた。
規則正しく顔を上下させ、突き上げる嘔吐感に身を任せた。
「ぐふっ。
ぐぶっ」
酸性の熱い液体が、咽喉を灼きながら噴き上げて来た。
胃液は狭い口中に含みきれず、たちまち唇の脇から零れ出す。
顎から下がる涎の氷柱に、熱い胃液が伝い落ちるのを感じた。
「美弥子……。
そんなに好きかい、これが?」
美弥子は、哀願の視線を上向けながらうなずいた。
「それじゃ、もっと奥まで咥えさせてあげるよ」
後ろ頭に手が回り、がっしりと固定された。
眼前には白い腹だけが見えていた。
その焦点が、突然ぶれた。
いきなり近づいたのだ。
焦点が合うと、毛穴から戦ぐ産毛までが見えた。
しかし、それも一瞬だった。
美弥子は全身で跳ねた。
「ひぎっ。
ぎっ」
男根が咽喉を抜けていた。
亀頭の一つ目が、食道を覗いているだろう。
尻の周りが熱く濡れていくのが判った。
失禁したのだ。
全身から急激に力が抜けていく。
身体中の骨を抜かれたようだった。
瞳が、ゆっくりと裏返る。
同時に、意識が薄れていった。
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2010/01/03 07:24
-
「ほんとにもう!
新年早々、みっともない!
壇上ですよ」
「美弥ちゃん、怖い~」
「美人が怒ると、迫力あるなぁ。
お尻ぶってほしい……」
「ぶたれる資格、大ありです!
主人公とケンカする作者がどこにいるんです?」
「ここに……」
「そんな人にはまかせておけないので、わたしが司会を代わります。
さっき、シチュのお話が少し出ましたけど……。
登場人物とかはどうなんですか?
新しいキャラは、登場するのかしら?」
「もちろん!
由美美弥だけじゃ、間が持たんだろ」
「なんですって!」「なんですって!」
「おぉ!
シンクロで怒った」
「聞き捨てなりませんわね。
わたしたちだけじゃ、不足だっておっしゃるの?」
「まぁ、待ちなさい。
もちろん、2人は、十分に魅力的です。
でも、その魅力を一層際だたせるためには……。
脇を固める助演女優が必要なの。
わかる?」
「それなら……」
「なんとなく……」
「よしよし。
それでは、お正月の読者サービスとして……。
ちらっと、新キャラの予告しときましょうかね。
おー、お2人も興味津々みたいですね」
「当然です。
どうせ、わたしたちと絡ませるんでしょ?」
「あったりー。
それでは、まず一人目。
この人は、実は初登場とは言えないかも……。
大昔に、ちらっと触れてるからね」
「誰です?」
「2人の大恩人だよ。
2人が出会う切っ掛けを作ってくれた人」
「焦らさないで!」
「由美ちゃんに、下剤を処方してくれた人」
「川崎の叔母ちゃん?」
「そう。
病院で産婦人科医をしてる……」
「Mikikoさん……。
まさか、叔母ちゃんとわたしのヘンなシーン、書いてないでしょうね?」
「……」
「書いてないですよね!」
「書いちゃった……」
「信じらんない!
叔母と姪なんですよ!
それじゃ、変態じゃないですか!」
「だから、これは変態小説なんだってば」
「あの……。
わたし、由美ちゃんの叔母さまには、会ったことがないんですけど……。
なんでその方が、わたしたちが出会う切っ掛けを作ってくれたんです?
由美ちゃんとは、おトイレで偶然会ったんですよ。
それに、下剤を処方してくれたって、どういうことです?」
「由美……。
まだ言ってなかったの?
学食で、お味噌汁に下剤入れ……、うぐっ。
く、苦しい。
なんだよ、いきなり口塞いで!」
「わたしたちの幸せを、壊す気?」
「痛たたたたた。
耳引っ張らないで!
マジで怖いんですけど……」
「ちょっと!
2人して内緒話しないでください」
「美弥ちゃん、ごめん!
話を変えましょう」
「でも、下剤って……」
「美弥ちゃん、新年早々下剤の話はないでしょ。
なので、由美が司会を代わりますね。
Mikikoさん!」
「なんだよ……。
おー痛て。
もう少しで、耳なし芳一になるとこだった。
ほんま、平家の亡霊級の怪力なんだから……」
「なんですって!
今度は、そのアヒル口、捻ってあげましょうか?」
「アヒル口とはなんだ!
確かに、引っ張ると異常に伸びるけど……」
「わたし、Mikikoさんに前から聞きたかったことがあるんです」
「何よ?
スリーサイズなら、秘密だぞ」
「誰がそんなこと聞きますか!
オール70でしょ」
「違わい!」
「わたしが聞きたかったのは、まじめなこと。
このブログの天井にも書いてありますよね。
『ゴシック系長編レズビアン小説』って。
この『ゴシック』の意味ってなんですか?
ひょっとして、ゴスロリと関係あります?」
「ほー。
ずいぶんとまっとうなこと、聞くじゃない。
感心したよ」
「感心はいいから、説明してください」
またまた、次回に続く……。
-
––––––
2. フェムリバ- 2010/01/03 09:59
-
現実世界ではどうなっちゃうの?
由美ちゃんも美弥子さんも怒ってますね~(笑)
でも、そうやってちゃんと怒る面持ってるってトコが、好きです。
川崎の叔母ちゃん!
初めて、「Mikiko's Room」に来た時の回が下剤味噌汁事件・・・
その時はまだ前のパソコンで、「智子」欲しー!の絶頂期で、髪型違ってて、コメントもしてなかった・・・
懐かし・・・
でもって
ふふ、アヒル口可愛い♪
-
––––––
3. Mikiko- 2010/01/03 10:46
-
幻想で無いよ~。
悪夢の中にいるみたいだけど……。
しっかり現実です。
味噌汁事件って、2008年6月22日の投稿だよ(15回「https://mikikosroom.com/archives/2671071.html」)。
「Mikiko's Room」を始めて、やっと1ヶ月経ったころだ。
フェムちゃんの初コメントが、2009年5月13日(191回「https://mikikosroom.com/archives/2671436.html」)だから……。
初コメントまで、約1年!
智子って、例のダッチワイフだな(263回「https://mikikosroom.com/archives/2671557.html」
)。
あんなの買ったら、心配で外出できなくなるって。
-
––––––
4. Mikiko- 2010/01/03 10:50
-
「【特選】相互リンクのお部屋(https://mikikosroom.com/archives/2574561.html)」に……。
「紅い瞳と蒼い月」さんをお招きしました。
綺麗なサイトタイトルですねー。
でも、入ってビックリですよ。
みなさま、ぜひぜひご訪問しましょー。
-
––––––
5. 淡雪- 2010/01/03 11:04
-
リンクを飛んでみると、色白のはかなげなお人形、そして、わたくしの悪行の日がよみがえりましたわ。
きゃー。一歩踏み出したオンナは、あんなことカキコんでましたのね。
-
––––––
6. Mikiko- 2010/01/03 12:27
-
確かに、大見得切ってましたねぇ。
大見得切って真っ昼間から寝る! というのがスゴいです。
前夜はきっと、一睡もせずに励んだんでしょうねー。
お日さまが、さぞかし黄色く見えたことでしょう……。
-
––––––
7. フェムリバ- 2010/01/03 19:32
-
はぁ・・・
コメント、うじうじしとっちゃかんかったなぁ・・・
ということで
一年間の穴を埋めるべく、今後ともコメント投下に勤しみまする!
大丈夫です。
もう・・・
「智子」は封印しました。
う~ん。
あの日の淡雪さんの言葉は、深かった・・・
-
––––––
8. Mikiko- 2010/01/03 21:16
-
「うじうじしとっちゃかんかったなぁ」
これは……。
「うじうじしてちゃいかんかったなぁ」
の意味か?
-
––––––
9. フェムリバ- 2010/01/03 21:38
-
でも
「しとっちゃかん(してちゃいけない)」
って、けっこう普通の言葉だと思ってた・・・(汗)
恥ずかちー
また変な所があったら、ビシバシ指摘してちょんまげ。
-
––––––
10. Mikiko- 2010/01/03 21:45
-
どーも、あなたって……。
今どきの子のセンスじゃないんだよね。
三河弁とは別の問題かも……。
-
––––––
11. フェムリバ- 2010/01/03 23:27
-
私、ちゃんとオシャレもメイクもするよ?
おかしいなぁ、自分では普通だと思うけどなぁ・・・
でも
絵文字とかはあんまり使わないかも、テレビも全然見ないし。
う~ん、違いはそれくらいじゃないかな?
-
––––––
12. Mikiko- 2010/01/04 06:09
-
表層的な部分じゃなくてさ。
もっと深いとこに根ざしてる気が……。
淡雪センスと通ずるものがあるかも。
うちの読者のセンスって、似てるのかね?