Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 0291
コメント一覧へジャンプ    コメント投稿へジャンプ
 ミサは、肩越しに振り返りながら、後ずさりした。

「あー、効く……。
 トイレのとは大違い。
 太さが違うよ、水の。
 あー、気持ちいい」

 ミサは、尻を前後に動かし始めた。

「でも、シュワシュワ感がイマイチだなー。
 じかに当ててみようか」

 ミサは、ゆっくりと尻を下ろしていった。

「うっ」

 小さなうめき声を零したミサが、由美を見上げた。
 瞳が揺れている。
 今まで、街灯の明かりを返し、夜目にも白く散っていた水撥ねが消えていた。
 ミサは、腿に両手を載せているので、後ろ手に蛇口を閉めたわけではない。
 魔法のように水流は失われていた。

「由美……、ちゃん。
 蛇口が……、お尻に入っちゃった」

 ミサの両脚が、がくがくと震え出した。

「あぁ……」

 見る間に、ミサの下腹部が膨れ始めた。
 震えは、上半身にまで及んだ。

 由美は駆け寄り、ミサの両腕を抱えた。
 このまま転倒したりしたら、肛門が裂けてしまうと思ったからだ。

「もう!
 おバカなことして!
 ゆっくり身体引き上げて」

 ミサは、由美の胸に顔を埋めてきた。
 ブラウスを通して、熱い息が肌に届いた。

 ミサの背中の向こうでは、真っ白な尻が水飲み器と繋がっていた。
 骨盤を尖らせた尻たぶが、鰓のように呼吸している。

 突然、尻たぶのあわいから、太い水柱が生まれた。
 蛇口が抜けたのだ。
 放物線を描いた水流は、ミサの背中をたたき始めた。
 由美は、ミサの身体を引きずり、水流から引き離そうとした。
 しかし、脚元の覚束ないミサは、引きずられながら、前のめりに潰れてしまった。
由美と美弥子 290目次由美と美弥子 292





コメント一覧
コメント投稿へジャンプ    ページトップへ

    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2009/10/02 07:41
    •  さて、思いもかけず……。
       野球ネタで3回分ものコメントが書けて、上機嫌のMikikoであります。
       苦しまぎれではありましたが……。
       興味の無いことでも無理矢理ネタにするといういうワザを、習得できたのかも知れません。
       ひょっとしてわたし、ライターの素質があるんじゃ……。
       しかし、ネットってのは便利ですよね。
       足を棒にして取材しなくても……。
       パソコン前に座ってるだけで、そこそこの分量のネタを集められるんですから。
       で、前回までの「重い球」「軽い球」の取材(?)過程で……。
       ある「魔球」の存在が語られてることを知りました。
       なので、悪のりついでに、今回はこの「魔球」について考察してみたいと思います。
       前回のコメントで、こんな記述があったことを思い出してください。
      『バッターの思い描く軌道と、ボールの軌道が乖離するという意味から言うと……。
       強烈なバックスピンのかかった直球は……。
       一種の変化球と言えるかも知れません。』
       バッターがボールの下を振ってしまうような、伸びのある直球のことですね。
       と言ってもボールは、スローモーションなんかで見れば……。
       やはり、上から下に落ちてるんだと思います。
       でも、バッターの予測より、その落ちが少ないため……。
       ボールの下を振ってしまう。
       しかし……。
       この直球が、さらに進化したらどうでしょう。
       そのときこそ!
       伸びのある直球は、究極の魔球へと姿を変えるのです。
       その魔球は、こんな名前で呼ばれてました。
       ★ライザーボール★
       すなわち、重力に打ち勝って、下から上へと変化するボールです。
       そんなの理論的に不可能、なんてバカなこと言う人はいませんよね?
       重力以上の揚力が働けば、ボールは浮き上がるんです。
       飛行機だって、揚力で空を飛ぶんですから。
       この「ライザーボール」、みなさんも実際に見てると思いますよ。
       もちろん、野球ではありませんけど。
       ゴルフです。
       わたしは、ゴルフはしませんが……。
       テレビ中継は、よく見ます。
       女子ゴルフだけですが。
       全美貞、可愛いよねぇ。
       おっと……。
       話が、またヘンな方向に行きそうになりました。
       わたしが言いたいのは、ゴルフのドライバーショットです。
       ドライバーから打ち出されたボールの軌道は、明らかに上向きに変化してます。
       ゴルフボールは小さい上に……。
       ディンプルがあるため、気流を巻きこみやすい。
       それを、でっかいクラブを振り回してぶっ叩くわけですから……。
       あんな打球の軌道が生じるわけです。
       でもこれで、理論的に不可能じゃないっとことは、おわかりでしょう?
       しかしながら……。
       ゴルフボールよりずっとでっかい、つるつるの硬球を……。
       人間が手で投げて……。
       重力に勝る揚力を産むってのは、はなはだ困難です。
       なので、「究極の魔球」なわけですが……。
       いったい、どんな人間なら、「ライザーボール」が投げられるんでしょうね?
       阪神の藤川投手のストレートは、それに近いと言われてます。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20091002074026464.jpg
       でも、こんなスマートな選手じゃ、本物の「ライザーボール」は投げられないでしょう。
       「ライザーボール」を投げれるとしたら……。
       身長が2メートル50センチくらいあって……。
       ゴリラみたいな体型で……。
       オランウータンみたいに手が長く……。
       しかも、指が短い。
       指が長いと、上向き回転をかけづらいですからね。
       でも、これって……。
       「人類」じゃないよね。
       スカウト先を宇宙に求めなきゃ、ムリかも……。

    • ––––––
      2. 女王球
    • 2009/10/02 08:15
    • この子が阪神にはいってきたとき、びっくりしました。
      まず、名前で。。。
      どんな親や・・・もしかしてバクチ打ちか?と思いましたよ。ねえ。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2009/10/02 19:44
    •  ハンドルが、またメタモルフォーゼした……。
       「球児」って、本名だったんですか!
       てっきり、芸名って云うか、相撲のシコ名みたいのかと思ってた。
       ほんまに、スゴい親です。
       でも、「ねえ」って……。
       あの名前から、バクチ打ち連想する人は、あんまりいないんじゃないの……。
       セレブ主婦、もしかしてパチプロ?

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2009/10/02 20:09
    •  前にも書いたけど、ちょっとコミカルタッチを意識しました。
       萌えてくれて嬉しいですが……。
       決して真似しないように!
       たぶん、とっても危険です。
       梅星涙?
       知らん……。
       野球漫画だったの?
       「イチロー」は……。
       フルネームじゃないと思います……。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2009/10/02 20:36
    •  イチローって、名古屋だったね。
       これは、えらい失礼をいたしました。
       そう言えば、サブローとかいう選手もいたんじゃなかったっけ?
       ジローは……、いなかったよな。
       なるほど……。
       読んだことないが、何となくギャグの方向性が見えてきた。
       滝みたいな涙流したり……。
       目の中に、メラメラと炎が燃えるんじゃないの?

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2009/10/02 21:23
    •  名古屋の誇りなんだろうね。
       新潟は……。
       だーれもおらん。
       あぶさんくらいか?
       そういう漫画か。
       俄然、興味が出てきた。
       うんこもゲロも流血も、生命の輝きそのもの!
       だから、由美美弥でも書いちゃうんだろうな。
       ゲロ場面はまだ投稿してませんが……。
       もう書いちゃってます。
       ご期待あれ♪
    コメントする   【由美と美弥子 0291】
コメント一覧へジャンプ    ページトップへ


Comment:本文 絵文字  ※入力できるのは、全角で800字までです。

↓お帰りのさいには↓
愛のワンクリ お願いします
新しいウィンドウは開きません

相互リンクサイトのみなさま(Ⅰ)
問答無用の吸血鬼R18 新・SM小説書庫2 Japanese-wifeblog 愛と官能の美学
知佳の美貌録 未知の星 熟女と人妻エロンガ 赤星直也のエロ小説
[官能小説] 熟女の園 電脳女学園 官能文書わーるど 只野課長の調教日記
ちょっとHな小説 都会の鳥 人妻の浮気話 艶みるく 西園寺京太郎のSM官能小説

相互リンクサイトのみなさま(Ⅱ)
熟女・おばさんの性体験談 黒い教室 人に言えない秘密の性愛話 Playing Archives
被虐願望 女性のための官能小説 性転換・TS・女体化劇場 性小説 潤文学ブログ
羞恥の風 女の陰影 女性のH体験告白集 変態小説
むね☆きゅんファンサイト 週刊リビドー かおるの体験・妄想 ぺたの横書き
あおいつぼみ 葵蕾 最低のオリ 魔法の鍵 Mikiko's Roomの仮設テント
恥ずかしがりたがり。 官能的なエロ小説 濠門長恭の過激SM小説 淫芯

相互リンクサイトのみなさま(Ⅲ)
お姫様倶楽部.com 被支配中毒 出羽健書蔵庫 かめべや
HAKASEの第二読み物ブログ 女教師と遊ぼう 平成な美少女ライトノベル 官能の本棚
禁断の体験 エッチな告白集 おとなの淫文ファイル エッチのあとさき 恥と屈辱の交差点 潤文学
ましゅまろくらぶ 空想地帯 恍惚團 ~ドライ・オーガズムの深淵~ Angel Pussy 週刊創作官能小説
ろま中男3 渡硝子の性感快楽駆け込み寺 漂浪の果てに アダルト検索一発サーチ

快感小説 SM・お仕置き小説ブログ 官能秘宝園 制服美少女快楽地獄
秘密のエッチ体験談まとめ 18's Summer 淫鬼の棲む地下室 被虐のハイパーヒロインズ
ひめ魅、ゴコロ。 おしっこ我慢NAVI 妄想ココット ライトHノベルの部屋
レズ画像・きれいな画像倉庫 riccia 調教倶楽部 ちょっとHなおとなのための…
緊縛新聞 Eros'Entertainment オシッコオモラシオムツシーン収集所 エピソードセックス
マルガリテの部屋 アダルト官能小説快楽機姦研究所 渋谷子宮 RE:BIRTH 羞恥集
黒塚工房 プライド 女性作家専門官能小説 官能小説 レイプ嗜好
人妻!人妻!人妻! wombatの官能小説 黒イ都 羊頭狗肉
ひよこの家 美里のオナニー日記 エロショッカー軍団 相互リンク、募集してます!
★相互リンク募集中!(メールしてね)★

ランキング/画像・動画(1~10)
シンプルアダルト動画サーチ 人気ブログランキング
にほんブログ村 ライブドアブログ
官能小説アンテナ エログちゃんねる
官能文章アンテナ アダルトブログランキング


ランキング/画像・動画(11~30)
GL Search Adult Novels Search オンライン小説検索・R小説の栞 おたりんく








<ランキング/画像・動画(31~50)ここまで-->
△Top