Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 0281
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 由美は、背骨をうねらせてバスタブに身を寄せた。
 そのまま身体を90度捻り、バスタブに尻を向ける。
 同時に振りあがった両脚が、バスタブの縁を越えた。
 膝裏が縁に掛かる。
 腰に両手を添え、肩で這うようにしながら、尻をバスタブに迫り上げていく。
 背中までバスタブに持ち上げると、尻は天を突いた。
 再びバスタブの縁を離れた両脚は、宙でM字を作っている。

 真上に、性器が逆さまに開いていた。
 凝視する。
 性器の上方に、美弥子の幻影を描いた。
 美弥子に見下ろされているのだ。
 肛門まで……。
 膣口を溢れた雫が、蜜のように陰核を絡めた。

「美弥ちゃん……。
 由美を……。
 由美を、罰して。
 変態の由美を、どうか罰して」

 美弥子は、かすかにうなずいたようだった。
 由美の下腹部が震えた。
 刹那、雨で冷えた身体から、熱水が噴き出した。
 陰唇の狭間から迸った尿が、顔面に降り注ぐ。

「ごぶっ。
 ごふっ」

 あらん限りの口を開け、由美は自らの尿を貪った。
 指が、再び陰核を捏ね始めた。
 尿の軌道が振れ、タクトの軌跡を宙に描いた。
 由美の口は、降り注ぐ尿を追いかけて、左右に振れた。
 やがて尿は途絶え、最後の雫が指を濡らした。

「イク。
 美弥ちゃん、イク。
 由美、由美、イッちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅ」

 由美は、陰核を一気に捻り潰した。

「あがっ」

由美の全身が、棒のように一直線に伸びた。
 床に着く肩と、バスタブに載り上げた尻で、全身が支えられていた。
 両脚は、壁を指して真っ直ぐに伸びていた。
 爪先では、指の股がすべて開いていた。
 それは、バスタブに立てかけられたオブジェのようだった。
 しかし、オブジェの命は一瞬だった。
 魔法は瞬時に解けて、オブジェは音を立ててその場に崩れた。
由美と美弥子 280目次由美と美弥子 282





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2009/09/18 07:26
    • ◆9月22日(火曜日)【4日目】
       今日で、旅行も終わりです。
       お風呂に入れるのも、今朝が最後。
       最後の朝は、やっぱり大浴場を楽しみたいです。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/200909121126075da.jpg
       朝食のメインは、大アジの干物(奥のヤツ)。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/200909131006333f9.jpg
       で、でかい……。
       さて、朝食を食べたら早々に出発です。
       8時前には出ましょう。
       山陰本線の玉造温泉駅まで歩きます。
       20分弱の道のり。
       朝の温泉街ってのも、気持ちいいものです。
       玉造温泉駅から、8:25発の普通電車に乗ります。
       こんなに朝早く出たのは……。
       帰途につく前に、もう1カ所行ってみたいとこがあるんです。
       それは、「足立美術館(http://www.adachi-museum.or.jp/)」。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20090912114532ab4.jpg

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2009/09/18 07:27
    •  当初、旅程を組んだときは……。
       岡山で途中下車して、後楽園を見ようかと思ってました。
       けど、淡雪さんから足立美術館のご紹介を受け、急遽変更。
       後楽園は、岡山県の回にまわします。
       もう1カ所、淡雪さんにご紹介された境港は、鳥取県の回に取っておくことにしますね。
       さて、おしゃべりしているうちに、普通電車は安来駅に着きました。
       8:58です。
       駅前から美術館まで、無料のシャトルバスが出てます。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/200909121148488ca.gif
       始発、9:05発のバスがもう待ってました。
       美術館までは、20分。
       無料シャトルバスなんて、サービスいいじゃんとお思いの方へ……。
       入館料がそれなりですからねー。
       2,200円です。
       こりゃ、バス料金込みだわな。
       でもまぁ、これだけの入館料取られる価値はあるんです。
       この美術館、日本ではあんまり知られてないみたいですけど……。
       実際、わたしも知らなかったですしね。
       でも、世界的には有名なんですよ。
       ミシュランの旅行ガイドでは、最高評価の「三つ星(わざわざ訪れる価値のある場所)」。
       ミシュランと双璧のブルーガイドでも、「三つ星」。
       評価されてるのは、その庭園。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2009091211564553e.jpg
       おととい泊まった「皆美館」が、アメリカの専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」に紹介されてると書きましたが……。
       足立美術館は、なんと2008年まで、6年連続「庭園日本一」に選ばれてます。
       2位がどこだと思います?
       桂離宮ですよ。
       ブルーノ・タウトが「泣きたいほど美しい」と絶句した、あの桂離宮を凌ぐ庭園というわけ。
       じっくりと楽しみましょう。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2009091211570769b.jpg
       今日は天気も良くて、ほんとに緑が綺麗です。
       時間があったら、半日くらいいたいですね。
       旅程の組み方、失敗しちゃったかな。
       どうやら、内部の美術館は、ほとんど見る時間がないみたい……。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20090918072839212.jpg
       次回に続く。

    • ––––––
      3. 女王たま
    • 2009/09/18 07:38
    • そうかシャトルバス込みの値段だったのね。
      それなら、自家用車組には、割引してくだされ。←セコビッチ
      入館料、高!!と思ったんですが、こんなにお庭が綺麗だとはおもわなかったね・・・と主人と顔を見合わせました。
      わたしたちは、横山大観の絵が大量にあるというので、近くまでいってるんだし、見に行こうか。。。みたいな乗りだったのですよ。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2009/09/18 08:06
    •  わたしが載せた屏風は、横山大観の「紅葉(こうよう)」。
       昭和6年(1931)の作。
       もちろん、「足立美術館」のサイト(http://www.adachi-museum.or.jp/)から、無断転載させていただきました。
       このお庭、空間の広がりが最大の武器ですよね。
       高い木が植えられてないので、いっそう効果が際立ちます。
       せせこましい庭では、絶対に真似のできない演出。
       雨の日も、綺麗だろうな。
       こんなとこで庭師をして一生を送れたら、どんなにいいだろう。
       ほんとにいいとこ、ご紹介くださいました。
       女王たま、ありがとう!

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2009/09/18 21:39
    •  うちだったら、夕食のメインだよな。
       足立美術館。
       わたしもたぶん、電車の時間忘れちゃうかもね。
       出雲旅行、まだ全部終わっとらんぞ!
       明日が最終回です。
       由美美弥にミサが絡むシーンは……。
       しばらく先のお楽しみ。
       もうちょっと、由美とミサのツーショットが続きます。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2009/09/18 22:14
    •  旅行は終わらんのじゃ。
       もちろん、旅費精算もちゃんと行います。
       どんな答えが出ますか……。
       明後日のお楽しみ。
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