Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 0278
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「大学でも、ときどきやるんだ。
 おしっこ。
 もちろん、雨の日。
 帰る前に、トイレでパンツ脱いで……。
 で、キャンパス歩きながらおしっこするの。
 今あたしがおしっこしてるなんて、誰も思わないだろうなって。
 そうやって歩いてるとさ、すっごい興奮して……。
 もう一度トイレに逆戻り。
 オナニーするのよ……。
 おしっこを、おまんこに塗りたくってさ……。
 狂ったように擦るの……。
 あ、あぁぁ」

 最後のミサの言葉は、熱い溜め息に変わっていた。

「マンションまで、待てない……」

 突然ミサに腕を取られた。

「こっち、来て」

 ミサは由美の手を引いたまま、細い小路に入りこんだ。
 信用金庫と、保険会社の出張所を隔てる路地だった。
 休日の建物には、人の気配が無かった。
 路地は、傘が左右の壁につかえそうなほど狭かった。

「ミサちゃん、どうしたのよ?」
「いいから、そうして立ってて。
 道路から見えないようにしててよ」

 由美は、路地の入り口を背にして立っていた。
 ミサは、その由美に正対していた。

 ミサが、差している傘から手を離した。
 傘は、ミサの背中越しに落ちた。
 自由になった両手が、ミニの裾を掴んだ。
 一気に引き上げる。
 真っ白い腹部までが、外気に曝された。

 白い両脚は、さっきまでも見えていたものだ。
 しかし、付け根まで露わになった両脚は、まったく別のものに見えた。
 付け根には、漆黒の陰毛がけぶっていた。

「ミ、ミサちゃん……。
 ダメだよ、こんなとこで」

 見ている由美の方が動転した。
 両脚から駆け登った震えが、肩口を巡って指先まで伝わった。
 傘の柄を、幾度も握り直す。
由美と美弥子 277目次由美と美弥子 279





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2009/09/13 08:08
    • ◆9月21日(月曜日)【3日目】
       気持ちのいい目覚めです。
       朝食前に、もうひとっ風呂浴びましょう。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2009091212200837b.jpg
       さて。
       朝食は、お楽しみ♪
       皆美館名物の「鯛めし」が選べるんです。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20090906111405b51.jpg
       ご飯に載った鯛のそぼろに、秘伝のだし汁をかけていただきます。
       うまい!(たぶん)
       名残惜しいですけど、9時にはチェックアウトしましょう。
       皆美館を出て北に1分ほど歩くと、京橋川に行きあたります。
       この川は、松江城の外堀にあたります。
       行きあたったところが、松江堀川遊覧船の「カラコロ広場発着場」です。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20090911202226001.jpg
       ちなみに、この「カラコロ広場」ってのは……。
       小泉八雲の文章から付けられた名称だとか。
       八雲は、松江大橋を渡る下駄の音色に、いたく心を引かれたようです。
       今朝はまず、この発着場から遊覧船に乗ることにしましょう。
       「ぐるっと松江堀川めぐり(http://www.matsue-horikawameguri.jp/)」。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20090912121231a16.gif

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2009/09/13 08:09
    •  9:00が始発で、15分間隔で出てます。
       所要時間は、約50分。
       松江城のお堀をめぐる遊覧船の旅、出発進行!
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20090913072620d26.jpg
       季節がバラバラだけど、ご容赦くださいね。
       花時期の写真しか置いてなかったんです。
       でも、いい景色ですよね。
       松江は、わたしの憧れの町のひとつ。
       お城があって、堀が巡ってて……。
       新潟に、お城は無いけど……。
       かつては、堀がありました。
       市中には、縦横に堀割が張り巡らされ……。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/200909130731409ac.jpg
       堀は、信濃川と繋がってました。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2009091308004744b.jpg
       野菜などの荷を積んだ小舟が、信濃川から堀に入り、市中を忙しげに行き交ってたそうです。
       でも大正時代、信濃川の水が大河津分水で海に分流されるようになり……。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20090912122541c00.jpg
       新潟市を流れる信濃川の水位が下がると……。
       堀の水はよどむようになります。
       やがて、運搬手段も、船から自動車に替わっていき……。
       どぶ川のようになった堀は、厄介者にされるようになりました。
       そして、昭和30年代の終わり。
       新潟国体を前に、すべての堀が埋められ、道路にされました。
       1本残らずです。
       新潟人には、こういった思いっきりの良さ、みたいなとこがあるんですよね。
       港町の気風なんでしょうかね。
       新しもの好きで、変化を厭いません。
       なので、新潟にはあんまり古いものが残ってないんです。
       古いものは、あっさりと捨て去られて来たんですね。
       でも最近、やっぱり堀は良かったって言う人も出てきたみたいで……。
       堀割を復活させよう、なんて運動も起きてるようです。
       実際、信濃川の水が豊かだったころは、ほんとにいい風景だったみたいなんです。
       堀割を、信濃川から迷いこんだ鮭の群が、背びれを立てて泳いでいたとか……。
       偶然にも、今年は新潟に、2度目の国体が巡ってきます。
       45年ぶりのこと。
       45年前の国体は、堀割りを埋める契機となったイベントでした。
       こうして松江の堀をめぐっていると、胸の中にも波が立つような気がします。
       松江みたいに今でも堀割が残ってる町には、DNAが揺さぶられるんでしょうかね。
       堀を埋めてしまった悔恨みたいなのが、わたしの胸にも疼くんでしょうか。
       身体の中には、まだ堀割が流れてるのかも知れません。
       そんな気持ちを慰める、50分の船旅です。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/200909121230130b9.jpg
       次回に続く。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2009/09/13 11:05
    •  大いに心引かれますよね。
       特に、だし汁をかけるってのが、たまらん。
       ほっぺたの裏っかわから、唾液が噴き出しそうです。
       低地が広がってるってことでは、確かにオランダと似てるね。
       排水機が整備されたおかげで、洪水の心配はほとんどないし……。
       信濃川と阿賀野川、2本の大河が流れこんでるので、渇水の心配もまったくないし……。
       いいところなのかも知れない。
       野外での立ちオナ……。
       いぃですよねー。
       実はわたし、したことありマス(恥)。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2009/09/13 12:39
    •  食いついてきたな。
       やったのは、東京にいたとき。
       夜の公園。
       生垣の陰でした。
       ひとりに決まっておる。
       オンナが、連れ立ってそんなことするか!
       ジャージだったなぁ。
       ウェストから、手突っこんで。
       ぜんぜん色っぽくない。
       結局、イケませんでしたけどね。
       やってる最中の気分は……。
       中1のとき、エロ本拾って、たんぼ道を飛んで帰ってくるときに似てた。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2009/09/13 19:48
    •  その道の達人ってわけじゃないからねー。
       やったのは、3回くらいですよ(十分か?)。
       快感は、ほとんど感じられなかったかな。
       それよりも……。
       脚元がふわふわするような高揚感が大きかった。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2009/09/13 20:38
    •  みなさん!
       ブログ村の「恋愛小説(愛欲)ランキング(http://novel.blogmura.com/novel_otonalove/)」で!
       ただいま、「Mikiko's Room」が、2位にランキングされてます。
       とうてい2位のポイント数じゃないので、おそらく一瞬の出来事でしょう。
       こんなこと、2度とないかも知れません。
       これ書いてても、落ちてるんじゃないかと気が気じゃありません。
       ぜひぜひ、わが雄志を見てやってください!
       ↓↓
      http://novel.blogmura.com/novel_otonalove/

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2009/09/13 21:19
    •  実は、2位になってることを教えてくれたのは、フェムリバさんでした。
       フェムリバさんを始めとする、読者のみなさんのおかげで、ここまで来ることができました。
       ほんとうにありがとう。
       ひとりひとり抱きしめたいです。
       男性の方には、下手なフェラもしたいです。
       女性の方にはもちろん、陰核吸引舌打突です。
       なんか、2位の画面見ながら、オナニーしたくなっちゃいました……。
       これからもがんばって書きます。
       なので!
       Mikikoのクリだと思って、毎日クリックしてねぇん♪

    • ––––––
      8. あおい
    • 2009/09/13 22:55
    • 数字に関してはいろいろあり、他のサイトは信用していないのは本音ですが、mikiko's roomに関しては真実の数字だから強いのでしょうね。
      新しいサイトが一気に頂点まで駆け上がって、いつの間にか消える???
      いろいろ細工はあるのでしょうが、正直者が報われる。
      それでいいのだと思います。
      これからもがんばってくださいね。

    • ––––––
      9. shiku
    • 2009/09/13 23:05
    • この勢いで、1位までイッちゃってくださぃ☆(*^^*)

    • ––––––
      10. Mikiko
    • 2009/09/14 06:29
    • > あおいさん
       ありがとうございます。
       ほんとに不思議だよね。
       ときおり、忽然と現れたサイトが、みるみる数字を積みあげ……。
       あっという間に抜かされちゃうんだけど……。
       しばらくすると、消えてるんだよ。
       うちのランキングにも、ひとつ妙なのが入ってます。
       どこさがしてもうちへのリンクが無いのに、ポイントだけ入ってる。
       しかも、1日100ポイント入るかと思えば、入らない日は0ポイント。
       どういうからくりがあるんだろうね。
       ところで、復活の準備はしてるの?
       来月、復活するんだろ?
       イシュちゃんは、一足先に復活したみたいだぜ。
      > shikuさん
       ありがとうございます。
       1位のサイトさんは、エベレスト級なので……。
       抜かすのは、ちょっとムリかも。
       でも、もし1位になれたら……。
       画面の前で、座りしょんべんしちゃうだろうな。
       よし!
       お約束します。
       1位になったら、画面の前でオナニーします。
       イキながら、イスから転げ落ちて見せます!
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