2009.9.7(月)
単調でリズミカルな吸引に汲みあげられ、快感の水位は急速に上がっていった。
ミサの尻が前後にも振れだした。
重なった2人の肌が、うねりながら擦れ合った。
触れ合う肌は湿り気を帯び、互いの肌も吸い合っているようだった。
絶頂が近かった。
由美は、目の前で蠢くミサの肛門を見つめていた。
肛門の周囲はやや赤みを帯び、疎らな陰毛が生えていた。
その中心部で、肛門が息づいていた。
不思議な渦のように見えた。
見つめていると、渦に巻き込まれそうだった。
身体を繋ぎ止めようとして、由美は縋った。
四肢を固定された由美には、縋るところは唇しかなかった。
ミサの陰核を、口中深く吸いこんだ。
吸い続けた。
ミサの全身に強ばりが走った。
肛門が激しく収縮した。
同時に、由美の全身も跳ね上がった。
尻が、断続的に床を叩いた。
四肢を戒める布地は、ロープのように張り詰めた。
シーツが、室内に続くサッシ窓を擦り、窓枠をガタガタと揺らした。
断末魔のような痙攣が、徐々に静まっていく。
唇から、咥え続けていた陰核が抜けた。
今、由美の視線は、ミサの肛門を離れようとしていた。
上階のベランダの底が見えた。
視界はさらにゆっくりと傾き、隣室との境界パネルが見えた。
やがて瞳は、山の端に月が隠れるように、上瞼に消えていく……。
まさに意識が途絶えようとする、その時だった。
由美は、口元に溢れる水流を感じた。
暖かかった。
ミサが排尿を始めたのだ。
水流は、開いた唇の狭間から口中に流れこんできた。
逃れようとする意志は、もう働かなかった。
流れこむままに口を開き続けた。
やがて口中を満たした尿は、唇を溢れた。
『溢れる井戸』
幼いころ読んだお伽噺が、最後に由美の脳裏をよぎった。
ミサの尻が前後にも振れだした。
重なった2人の肌が、うねりながら擦れ合った。
触れ合う肌は湿り気を帯び、互いの肌も吸い合っているようだった。
絶頂が近かった。
由美は、目の前で蠢くミサの肛門を見つめていた。
肛門の周囲はやや赤みを帯び、疎らな陰毛が生えていた。
その中心部で、肛門が息づいていた。
不思議な渦のように見えた。
見つめていると、渦に巻き込まれそうだった。
身体を繋ぎ止めようとして、由美は縋った。
四肢を固定された由美には、縋るところは唇しかなかった。
ミサの陰核を、口中深く吸いこんだ。
吸い続けた。
ミサの全身に強ばりが走った。
肛門が激しく収縮した。
同時に、由美の全身も跳ね上がった。
尻が、断続的に床を叩いた。
四肢を戒める布地は、ロープのように張り詰めた。
シーツが、室内に続くサッシ窓を擦り、窓枠をガタガタと揺らした。
断末魔のような痙攣が、徐々に静まっていく。
唇から、咥え続けていた陰核が抜けた。
今、由美の視線は、ミサの肛門を離れようとしていた。
上階のベランダの底が見えた。
視界はさらにゆっくりと傾き、隣室との境界パネルが見えた。
やがて瞳は、山の端に月が隠れるように、上瞼に消えていく……。
まさに意識が途絶えようとする、その時だった。
由美は、口元に溢れる水流を感じた。
暖かかった。
ミサが排尿を始めたのだ。
水流は、開いた唇の狭間から口中に流れこんできた。
逃れようとする意志は、もう働かなかった。
流れこむままに口を開き続けた。
やがて口中を満たした尿は、唇を溢れた。
『溢れる井戸』
幼いころ読んだお伽噺が、最後に由美の脳裏をよぎった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2009/09/07 06:16
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突然ですが!
ヤマタノオロチのお話を書いてたら……。
出雲に行ってみたくなっちゃいました。
みなさんもそうですよね。
ね!
というわけでみなさん、出雲に行きましょう♪
またかよ(怒)! 二番煎じ(憤)!
などの声も聞こえそうですが……。
こうなったら、全都道府県を制覇してやろうかと思っております。
47都道府県中、今回はまだ2回目ですっ!
47番煎じまで行きますからね。
覚悟してちょうだい。
ほとんど巡礼です。
さて。
8月の北海道旅行で、有給休暇たくさん使っちゃったけど……。
今月は、5連休があるんだぜ。
お休み使わなくても行けるんだ。
というわけで、9月19日の土曜日を出発日とします。
同行してくれるのは、今回も愛しの全美貞ちゃん♪
http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/200909051120263fa.jpg
さて、どうやって行くかですが……。
前回の北海道旅行で書いたとおり、新潟から北陸方面へは交通の便が悪いんです。
山陰は、さらにその先ですからね。
新潟から敦賀まで、フェリーを使おうかなとも考えましたが……。
その先のこと思うと……。
日本海沿いに山陰まで行くのは、かなりの忍耐を要するようです。
かと言って、行きに飛行機使うのは味気ないですよね。
ある程度時間かけて着かないと、遠くまで来たって感じがしないじゃん。
ということで今回は、東京回りにしました。
利用するのは鉄道です。
なお、今回の旅行記では……。
臨場感をお伝えするため、前回よりも写真を多用するつもりでおります。
しかしながら、使用する写真はすべて、許可を得ずに無断で転載させていただくものです。
撮影者のみなさん、ごめんなさい!
そして、ありがとう。
さて、写真多用について大きな問題点がひとつ。
FC2の制約により、ひとつのコメントには5つまでしかURLが書けないのです。
したがって、頻繁にコメントを改めることになるかと思います。
前回は、コメントを改めるとき、断り書きを入れてましたが……。
今回は、煩雑になるので入れないことにします。
その代わり、コメントが分かれる場合には、タイトルに「1/3」とかのインデックスを付けます。
「1/3」であれば、コメントが3つに分かれてて、これはそのうちの1つめですよ、って意味です。
以上、お含み置きくださいね。
では、始まり始まり。
◆9月19日(土曜日)【1日目】
今日は、出雲紀行への出発日ですが……。
前日は金曜日。
前夜祭と称し、大いに飲んじゃいました。
その祟りで、今朝は頭が痛いです。
でも今日は、ゆっくり起きても大丈夫なんです。
お昼食べてから、のんびりと出発しましょう。
さて、全美貞と2人、新潟駅に向かいます。
乗るのは、14:46発「Maxとき330号」(ヘンな顔)。
http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20090905112603f5f.jpg
2階席が取れました。
http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/200909051128274e0.jpg
出かけたばっかりでナンですが……。
次回に続く!
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2. 淡雪- 2009/09/07 07:48
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わたしは主人と車でいったのですが、さむい頃だったので、蟹も楽しめました。
山陰で泊まったのは、皆生温泉ですが、夕食にこれでもかと演出して部屋にもちこまれた蟹がでんでんイケテなかったので、主人は別料金でいいのを頼みました。
そして、夕食メニューで出てきた蟹にはてをつけずに、全部こっちにまわして、別料金の蟹は足1本すらくれませんでした。
わたくしが、むっとして「いらない」と言ったかも知れませんが、あとで、たいそう反省しておりましたが、主人の正体を見たかんじがしましたわ。ふん!!
そうそう、足立美術館まで足をのばすといいですよ。
途中、境港でゲゲゲの鬼太郎たちと戯れるのも一興。
境港は新鮮な海産物でいっぱいですし。
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3. Mikiko- 2009/09/07 20:09
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> 淡雪さん
山陰にまで出没しておったか、セレブ主婦。
しかし……
大人げない夫婦じゃのぉ。
小学生レベルのやり取りやないの。
会話の乏しい夫婦に、カニ料理は合ってる気もするけどね。
しゃべらんでええから。
でも、ムッとしたまま向き合って、黙々とカニの身をほじる夫婦ってのも……。
かなり怖いですね。
足立美術館と境港ね。
北海道旅行では、あおいさんお勧めのハイジ牧場を却下しましたけど……。
今回は淡雪さんの助言だから……。
考慮しましょうかね♪
> フェムリバさん
わたしも、山陰へは行ったことありません。
ていうか出不精なので、行って無いとこがほとんどだけど。
紙上旅行ってのは、出不精のわたしにはピッタリかもね。
紙上限定の「鉄子」、ってのもアリかな?
カバがサングラス!
なるほど、そうも見えるか。
わたしは……。
カモノハシとかヘラサギを連想しました。
ベランダ編はこれで終わり。
ちなみに今、blogramでは……。
「ベランダに対しては『歓喜』といった想いが感じられます」ということになってます。
ベランダランキング、下がっちゃうかな?
由美とミサのシーンはもう少し続きます。
次回からはマンションを出て、舞台は野外へ……。
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4. Mikiko- 2009/09/08 07:35
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なにしろ、タダだからね。
旅を満喫しても、懐はまったく痛まない。
「るるぶ」を図書館で借りるだけだから。
2,3年前のヤツってのが、ちょっとアレだけど。
紙上旅行記専門で、ブログひとつ作れるよね。
ネット検索してみたら、小学校に「紙上旅行クラブ」というのがあるらしい……。
blogramは、もうちょっと精度が上がってくるのかと思ってたけど……。
どうやら、ヘンな味路線のままみたいですね。
下手に精度上げるより、この方が面白いって判断なんじゃないの?
なるほど、ミュージアムね。
それも考えておきましょう。
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5. Mikiko- 2009/09/08 20:00
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時刻表の見方とかを勉強するためのものらしいです。
わたしは旅行自体行かないので……。
旅行情報誌とは、ほとんど無縁でした。
まさか、紙上旅行のアンチョコに使うことになるとは……。
新潟では、台風の被害を受けることはめったにありません。
台風は、進路の右側の被害が大きいそうですね。
新潟は、左側になることがほとんど。