Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 0273
コメント一覧へジャンプ    コメント投稿へジャンプ
 ミサは身体を起こすと、由美の股の間を抜けて這い上がってきた。
 由美の上で身体を反転させる。
 両脚が、由美の顔を鋏むようにして定まった。
 真上に、ミサの尻があった。
 小さく絞られた肛門が、由美を見下ろしていた。

「うぐっ」

 いきなり股間が下りてきた。
 唇を、ミサの陰唇が塞いだ。
 四肢を戒められた由美には、顔を移動させて陰核を捉えることは出来ない。
 それを知るミサが、尻の位置を自ら定め直した。
 唇の中央に、陰核が収まった。
 唇を使い包皮を剥く。
 舌先を亀頭に絡ませる。
 ミサの肛門が激しく収縮するのが見えた。
 唇を陰核に密着させる。
 吸った。
 乳首に吸い付く赤ん坊のように。

「あっ、あっ、あっ」

 たちまちミサの声が上がった。

「イイっ。
 ほんとにイイ。
 それ、イイ」

 尻たぶが小刻みに震えていた。

 一方、由美の尻は徐々に持ち上がってきた。
 一向にミサの唇が下りてこないのだ。
 絶頂間際に取り残された陰核が、むずかっていた。
 とうとう由美は吸引を止めた。

「あ。
 止めないで。
 わかった、わかったから」

 ミサの指先が、恥丘に宛がわれた。
 包皮が剥かれ、亀頭が大気に曝されるのが判った。
 ミサの唇が、亀頭をくるんだ。
 吸引が始まった。
 同時に由美も、吸引を再開した。
 次第に、2人の吸引する間合いが、同期を始めた。
 不思議な錯覚が起こった。
 ミサの陰核を吸うと同時に、自らの陰核も吸われていた。
 まるで、自らの陰核を咥えて吸っているようだった。
由美と美弥子 272目次由美と美弥子 274





コメント一覧
コメント投稿へジャンプ    ページトップへ

    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2009/09/06 07:40
    •  秋ですねぇ。
       夜、布団につくと、虫の声がスゴいです。
      http://www.youtube.com/watch?v=GJuDwjFYex8
       2階で寝てるので……。
       虫の声に、寝床ごと噴きあげられてる感じです。
       虫の音を聞く季節になると……。
       あの、エロ本を拾いに行った田んぼ道を思い出します。
       湧きあがるような虫の声でした(「Mikikoのひとりごと・エロ本を拾った話」、読んでね♪)。
       さて。
       今日は、エロ本の話じゃありません。
       虫の音で思い出した、もうひとつの話題。
       マジメなお話ですぞ。
       「日本人の脳」の話。
       若いころ(今でも若いけど)、イマジネーションの乏しさをなんとかしようと思い……。
       右脳関係の本を読みあさったことがあります。
       その中で、出会った一冊。
       その名も、「日本人の脳(著者:角田忠信)」。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/200909032014239fa.jpg
       著者は、東京医科歯科大学の先生です。
       内容は、「日本人の脳」というより「日本語の脳」というものでしたけど。
       日本語を母国語として話す人は、他言語を話す人とは、右脳左脳の使いわけが違ってるそうなんです。
       純粋な日本人でも、外国で育って外国語を話す人は、この「日本人の脳」はしてないそうです。
       逆に、日本人の血が一滴も入ってなくても、日本で育って日本語を話す人は、「日本人の脳」をしてるんだそうです。
       つまりは、「日本語の脳」なわけですね。
       「日本語がつくった脳」と言ってもいいと思います。
       著者の角田先生が、この研究をするようになったきっかけは、虫の声から。
       外国に留学してた時のできごと。
       秋の夜道を、数人の外国人と歩いてたそうです。
       虫の声が、降るように聞こえてました。
       先生は思わず、「虫の音がすごいね」ってことを言った。
       ところが、一緒に歩いてる外国人たちは、みんな「?」って顔。
       虫の声なんて、全然聞こえてる顔じゃなかったって。
       で、先生の方がびっくりして、以来研究を始めました。
       すると、外国人は虫の音を、右脳で聞いていることがわかったそうです。
       右脳は、音楽や機械音、雑音なんかを聞く脳です。
       つまり、秋の夜道を歩く外国人たちは、虫の声を雑音として処理していたのです。
       だから、虫の声だけを抽出して聞くことができなかった。
       ところが日本人は、虫の声を左脳で聞いていることがわかったのです。
       左脳は、言語を聞き取る脳です。
       つまり虫の声を、言葉として聞いてたんです。
       雑音の中でも、人の声が聞こえればわかりますよね。
       だから、秋の夜道の先生は、虫の声を聞き分けられた。
       夏休みの終わりころ……。
       虫の音が聞こえ出すと、宿題に集中できなくなりませんでした?
       あれはたぶん、人がガヤガヤしゃべってる状態と同じだったからじゃないかな。
       そのほか日本人が、外国人と異なり左脳で聞いてる音には、次のようなものがあったそうです。
       動物の鳴き声、波の音、風の音、雨の音、小川のせせらぎ。
       つまりは、自然界の音を、日本人は言葉として聞いてるらしいんです。
       ちなみに、日本人と同じ脳を持つ民族は、ポリネシア諸島の一部にしかいないそうです。
       「虫の音」という童謡がありますが……。
      http://www.youtube.com/watch?v=3vpFvu-KbnM&feature=related
       これなんか、外国人には理解できない歌なのかもね。
       なんか……。
       日本人が、外国語を習得するのが苦手な理由、このへんに起因してそうですよね。

    • ––––––
      2. 淡雪
    • 2009/09/06 12:14
    • わたくしも、何度も挫折しております。
      そういうわけだったんですね。
      でも、一山越えたら、もう一度、企んでおります。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2009/09/06 12:26
    •  中学時代の基礎英語に始まり……。
       学生時代のリンガフォン。
       社会人になってからの翻訳講座。
       ことごとく、挫折してまいりました。
       まだ企んでるとは、スゴいですね。
       懲りないって云うんでしょうか……。
       もしかして、ポリネシア語なら習得できるかも?

    • ––––––
      4. 淡雪
    • 2009/09/06 20:03
    • ポリネシアンダンスなんて、うっはうっは、やってみましょうか。
      今日はワックスがけと、台所のつりと棚の中の整理をしました。
      主人と話したくないので黙々と。
      はかどりましたわ。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2009/09/06 20:40
    • > フェムリバさん
       おかえリンゴ!
       出張、タイヘンだったね。
       ほんまに、あの本の表紙は、引くよね。
       わたしが買ったときは、あんなんじゃなかったんだけどな。
       いつもながら、あなたは鋭い!
       ミサと美弥子が出会ったとき、確かに何かが起こります。
       何が起こるかは、わたしだけが知っている(ふっふっふ)。
       驚愕の事態をご用意してますぞ。
      > 淡雪さん
       なんか、怖いんですけど……(泣)。
       オンナが黙々と片付けものする姿って……。
       鬼気迫るものがありますよね。
       もっと、明るくやりません?
       ポリネシアンダンスしながらとかさ。
       ガスレンジ、口から火吹いて着けるとか……。

    • ––––––
      6. 淡雪
    • 2009/09/06 21:03
    • ウチのレンジIHざますの。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2009/09/06 21:17
    •  セレブ妻め。
       思いっ切り、うっちゃられてしまった。
       でも、IHのレンジを黙々と磨く姿ってのは……。
       よけいに怖ろしか。
    コメントする   【由美と美弥子 0273】
コメント一覧へジャンプ    ページトップへ


Comment:本文 絵文字  ※入力できるのは、全角で800字までです。

↓お帰りのさいには↓
愛のワンクリ お願いします
新しいウィンドウは開きません

相互リンクサイトのみなさま(Ⅰ)
問答無用の吸血鬼R18 新・SM小説書庫2 Japanese-wifeblog 愛と官能の美学
知佳の美貌録 未知の星 熟女と人妻エロンガ 赤星直也のエロ小説
[官能小説] 熟女の園 電脳女学園 官能文書わーるど 只野課長の調教日記
ちょっとHな小説 都会の鳥 人妻の浮気話 艶みるく 西園寺京太郎のSM官能小説

相互リンクサイトのみなさま(Ⅱ)
熟女・おばさんの性体験談 黒い教室 人に言えない秘密の性愛話 Playing Archives
被虐願望 女性のための官能小説 性転換・TS・女体化劇場 性小説 潤文学ブログ
羞恥の風 女の陰影 女性のH体験告白集 変態小説
むね☆きゅんファンサイト 週刊リビドー かおるの体験・妄想 ぺたの横書き
あおいつぼみ 葵蕾 最低のオリ 魔法の鍵 Mikiko's Roomの仮設テント
恥ずかしがりたがり。 官能的なエロ小説 濠門長恭の過激SM小説 淫芯

相互リンクサイトのみなさま(Ⅲ)
お姫様倶楽部.com 被支配中毒 出羽健書蔵庫 かめべや
HAKASEの第二読み物ブログ 女教師と遊ぼう 平成な美少女ライトノベル 官能の本棚
禁断の体験 エッチな告白集 おとなの淫文ファイル エッチのあとさき 恥と屈辱の交差点 潤文学
ましゅまろくらぶ 空想地帯 恍惚團 ~ドライ・オーガズムの深淵~ Angel Pussy 週刊創作官能小説
ろま中男3 渡硝子の性感快楽駆け込み寺 漂浪の果てに アダルト検索一発サーチ

快感小説 SM・お仕置き小説ブログ 官能秘宝園 制服美少女快楽地獄
秘密のエッチ体験談まとめ 18's Summer 淫鬼の棲む地下室 被虐のハイパーヒロインズ
ひめ魅、ゴコロ。 おしっこ我慢NAVI 妄想ココット ライトHノベルの部屋
レズ画像・きれいな画像倉庫 riccia 調教倶楽部 ちょっとHなおとなのための…
緊縛新聞 Eros'Entertainment オシッコオモラシオムツシーン収集所 エピソードセックス
マルガリテの部屋 アダルト官能小説快楽機姦研究所 渋谷子宮 RE:BIRTH 羞恥集
黒塚工房 プライド 女性作家専門官能小説 官能小説 レイプ嗜好
人妻!人妻!人妻! wombatの官能小説 黒イ都 羊頭狗肉
ひよこの家 美里のオナニー日記 エロショッカー軍団 相互リンク、募集してます!
★相互リンク募集中!(メールしてね)★

ランキング/画像・動画(1~10)
シンプルアダルト動画サーチ 人気ブログランキング
にほんブログ村 ライブドアブログ
官能小説アンテナ エログちゃんねる
官能文章アンテナ アダルトブログランキング


ランキング/画像・動画(11~30)
GL Search Adult Novels Search オンライン小説検索・R小説の栞 おたりんく








<ランキング/画像・動画(31~50)ここまで-->
△Top