Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 0272
コメント一覧へジャンプ    コメント投稿へジャンプ
 ミサの唇が、陰唇に触れる。

「あひっ」

 ミサは、上目で由美を見つめながら、舌を伸ばした。
 舌先が、陰核を舐め始めた。
 由美は頸をゆっくりと巡らせながら、快感を受け取った。
 しかし、それはもどかしい快感だった。
 ミサはおそらく、女性器を舐めることなど初めてなのだろう。
 これでは生殺しだった。
 由美の口から、慎みを捨てた言葉が零れた。

「吸って」

 ミサの瞳に、疑問符が漂った。
 その瞳に再び訴える。

「お願い、吸って。
 由美の陰核を、陰核を……。
 根こそぎ咥えて……。
 吸ってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 ミサが顔を上げた。
 指先が、陰核の根元を押さえた。
 包皮を剥き上げる。
 すべてを脱ぎ捨てた陰核が、ミサの視線に曝されているのだ。

「あ、あぁ」

 溢れる声を留めることは出来なかった。
 ミサの視線が、流星雨のように降り注いでいる。
 剥き出しの陰核に。

「お、お願い……。
 早く……」

 由美の哀願に応え、ようやくミサが顔を伏せた。
 陰核が、暖かい唇に含まれるのを感じた。
 それだけで、フライパンに落ちたバターのように、身体が溶け出した。

 吸引が始まった。

「あぁぁ。
 あぁぁ」

 ようやく絶頂の波が、浚いに来てくれるのだ。
 由美の爪先は、迎えを待つ人のように天へ向けて伸びた。
 頬に痙攣が走った。
 来る……。
 まさにその時だった。
 吸引が途絶えた。

「あ……。
 い、いや。
 お願い。
 お願い、ミサちゃん」
「そうとうイイみたいだね。
 口で吸われると。
 オナニーじゃ、こんなこと絶対出来ないもんね。
 どんなにイイか、ミサにも教えてよ」
由美と美弥子 271目次由美と美弥子 273





コメント一覧
コメント投稿へジャンプ    ページトップへ

    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2009/09/05 07:30
    •  もうひとつ、ヤマタノオロチのお話から思いついたアイデアをご披露します。
       神話のこの部分からの発想。
      『スサノオはクシナダヒメを守るためにその姿を櫛に変えて髪に刺した』
       クシナダヒメが、小さい姿に変えられて髪に刺された、とするのが素直な解釈なのでしょうが……。
       そうじゃないとしたらどうでしょう?
       つまり、スサノオが、もともと巨大だったとしたら……。
       実際、スサノオは「巨人神」だったという説もあるんです(注・巨人阪神ではない)。
       スサノオの親世代は、イザナミとイザナギです。
       この2人が、恐ろしく巨大だったことは明白です。
       何しろ、性交により日本列島を産み落としたわけですから。
       で、その子供であるアマテラスやスサノオも、親ほどではありませんが、巨人だった(らしい)。
       スサノオが巨人神であったらしいことは、古事記の描写からもうかがわれます。
      『その泣くさまは、青山は枯山なす泣き枯らし、河海はことごとに泣き乾しき』
      『天に参のぼる時、山河こどごとに動み、国土皆震りき』
       こういう描写から、巨大なスサノオを思い浮かべたとき……。
       わたしの脳裏に浮かんだのは……。
       搭乗型の戦闘ロボットでした。
       古事記の描写は、駆動する巨大ロボットを彷彿とさせませんか?
       で……。
       古代の人には……。
       パイロットが、ロボット頭部のコクピットに乗りこむ姿が……。
       巨人が小さな人を、「髪に刺した」ように見えたのでは?
       すなわち!
       クシナダヒメこそが、戦闘ロボットのパイロットだったのだっ!
       そうなると当然、ヤマタノオロチは怪獣じゃなきゃいけませんね。
       こんな感じ?
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/200908260755592d2.jpg
       なんだか、朝鮮人参みたいですけど……。
       でも、色合いといい形状といい、溶岩流の化身に、見えなくもないでしょ?
       これは、「酒井ゆうじの世界(http://www.ne.jp/asahi/paopao/wonderland/genkeisi/godzsaka.html)」というところで見つけたフィギア。
       溶岩流の化身「ヤマタノオロチ」VS クシナダヒメが操縦する戦闘ロボット「スサノオ」!
       いかがです?
       こんなアイデア。
       どっかで使ってくれないかなー。
       と……。
       ここまで書いて、また嫌な予感が……。
       すでに、作られてるんじゃ……、って。
       検索してみたら……。
       はは。
       ありましたね。
       1994年製作のテレビアニメ、「ヤマトタケル」。
       ↓そこに出てくる、「魔空戦神」というロボットの名前が「スサノオ」でした。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20090826075559ed9.jpg
       操縦するヤマトタケルは、男の子でしたけどね。
       うーむ、「スサノオ=巨大ロボット」説も、オリジナルじゃなかった……。
       それなら、このアイデアはどうだ!
       「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」を手にしたスサノオは……。
       突然、その場で真っ裸になった……。
       これは……。
       誰も使ってくれんわな。
       最後になりましたが……。
       ヤマタノオロチって、何か別の怪獣にも似てませんか?
       そう、キングギドラですね。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/200908260755599c3.jpg
       これも酒井さんの作。
       実際キングギドラって、ヤマタノオロチを元に造られた怪獣なんですよ。
       これでほんとにおしまいです。
       長々とお付きあいくださり、ありがとうございました。

    • ––––––
      2. 淡雪
    • 2009/09/05 07:59
    • 昔、実家にキングギドラの塩ビ人形があったなあ。
      なつかしーーー。
      神話読んでて、しょうがくせいのとき、ヤマタノオロチって、キングギドラのことやん。。。て、自分で解釈してましたっけ。
      本編・・・うううぅ生殺し。
      同じことされたら、私だったら、激怒?

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2009/09/05 08:30
    •  あんまり残ってないんじゃないでしょうか。
       なんだか、クビがすぐにもげそうだもん。
       手の平に金粉塗料が着いて、汗でキラキラ光るみたいなイメージが湧きました。
       あと、もうひとつイメージが……。
       キングギドラって、バイブにも似てるよね。
       3頭バイブって、無いのかな?
       コーモン、チツ、クリ、の三所責め。
       キングギドラの形にしたら、面白いんじゃないか。
       翼も付いてて、ばっさばっさと尻を撫でるとか……。
       でも、クビが縦に並んじゃうな。
       誰かにされて生殺しになるより、自分でするほうがずっといいぜ。
       特に、トドメを刺すときの間合いなんて、人まかせにはできん!

    • ––––––
      4. 淡雪
    • 2009/09/05 12:12
    • トドメは、人任せにするのは、信頼関係が微妙だと、ずれるだろうな。
      生殺しは、殺意すら覚えますわよね。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2009/09/05 12:56
    •  そこまで言ったら、可哀想なんじゃ……。
       でもほんと、最初って肝心だよね。
       最初に、相手に悪いとか思って、感じたふりやイッたふりするとさ。
       相手は、そのやり方でいいんだと思っちゃうからね。
       後になってから、実はあんたのやり方は間違ってるんですとか言えないじゃない。
       オトコだけ自己満足してオンナは悶々ってカップル、多いんじゃないかな。
       その点、オンナ同士ってのはいいよ。
       ツボを心得てるから、滅多に外されること無いからね。

    • ––––––
      6. 淡雪
    • 2009/09/05 13:32
    • いつかお願いいたします。ペコリ。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2009/09/05 13:38
    •  巨乳熟女は、わたしのストライクゾーン。
       ええ仕事しまっせ。
    コメントする   【由美と美弥子 0272】
コメント一覧へジャンプ    ページトップへ


Comment:本文 絵文字  ※入力できるのは、全角で800字までです。

↓お帰りのさいには↓
愛のワンクリ お願いします
新しいウィンドウは開きません

相互リンクサイトのみなさま(Ⅰ)
問答無用の吸血鬼R18 新・SM小説書庫2 Japanese-wifeblog 愛と官能の美学
知佳の美貌録 未知の星 熟女と人妻エロンガ 赤星直也のエロ小説
[官能小説] 熟女の園 電脳女学園 官能文書わーるど 只野課長の調教日記
ちょっとHな小説 都会の鳥 人妻の浮気話 艶みるく 西園寺京太郎のSM官能小説

相互リンクサイトのみなさま(Ⅱ)
熟女・おばさんの性体験談 黒い教室 人に言えない秘密の性愛話 Playing Archives
被虐願望 女性のための官能小説 性転換・TS・女体化劇場 性小説 潤文学ブログ
羞恥の風 女の陰影 女性のH体験告白集 変態小説
むね☆きゅんファンサイト 週刊リビドー かおるの体験・妄想 ぺたの横書き
あおいつぼみ 葵蕾 最低のオリ 魔法の鍵 Mikiko's Roomの仮設テント
恥ずかしがりたがり。 官能的なエロ小説 濠門長恭の過激SM小説 淫芯

相互リンクサイトのみなさま(Ⅲ)
お姫様倶楽部.com 被支配中毒 出羽健書蔵庫 かめべや
HAKASEの第二読み物ブログ 女教師と遊ぼう 平成な美少女ライトノベル 官能の本棚
禁断の体験 エッチな告白集 おとなの淫文ファイル エッチのあとさき 恥と屈辱の交差点 潤文学
ましゅまろくらぶ 空想地帯 恍惚團 ~ドライ・オーガズムの深淵~ Angel Pussy 週刊創作官能小説
ろま中男3 渡硝子の性感快楽駆け込み寺 漂浪の果てに アダルト検索一発サーチ

快感小説 SM・お仕置き小説ブログ 官能秘宝園 制服美少女快楽地獄
秘密のエッチ体験談まとめ 18's Summer 淫鬼の棲む地下室 被虐のハイパーヒロインズ
ひめ魅、ゴコロ。 おしっこ我慢NAVI 妄想ココット ライトHノベルの部屋
レズ画像・きれいな画像倉庫 riccia 調教倶楽部 ちょっとHなおとなのための…
緊縛新聞 Eros'Entertainment オシッコオモラシオムツシーン収集所 エピソードセックス
マルガリテの部屋 アダルト官能小説快楽機姦研究所 渋谷子宮 RE:BIRTH 羞恥集
黒塚工房 プライド 女性作家専門官能小説 官能小説 レイプ嗜好
人妻!人妻!人妻! wombatの官能小説 黒イ都 羊頭狗肉
ひよこの家 美里のオナニー日記 エロショッカー軍団 相互リンク、募集してます!
★相互リンク募集中!(メールしてね)★

ランキング/画像・動画(1~10)
シンプルアダルト動画サーチ 人気ブログランキング
にほんブログ村 ライブドアブログ
官能小説アンテナ エログちゃんねる
官能文章アンテナ アダルトブログランキング


ランキング/画像・動画(11~30)
GL Search Adult Novels Search オンライン小説検索・R小説の栞 おたりんく








<ランキング/画像・動画(31~50)ここまで-->
△Top