Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 0265
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 ミサが、由美の両脚の間にしゃがみこんだ。
 和式トイレを使うような姿勢で、両膝を割っていた。
 股間が真っ直ぐに見えた。
 薄くけぶる陰毛を分け、陰唇は大きく開いていた。
 真っ赤に砕けた傷口のようだった。

 ミサの視線は、真下を指していた。
 そこにあるのは、由美の性器だ。
 両脚を開かれ、隠しようもない無毛の性器。

「女の子のココ、こんなに近くで見るの、今が初めて。
 由美ちゃんのおまんこ、お毛々が無いから、なおさらよく見えるね。
 でも、ほんと綺麗に剃ってる。
 毛根がぜんぜん見えない。
 ひょっとして、レーザー脱毛?」

 ミサが顔を上げ、由美を見た。
 由美は、顔を横に倒した。
 無毛の性器にミサの視線を浴びながら、あきらかに昂まりつつあった。
 これ以上、ミサの視線を見ていられなかった。
 自らの性器に降り注ぐ、他人の視線を。

「由美ちゃん。
 眉にしわ寄せて、すっごい色っぽいね。
 こんなに縛られて、気持ちいいんじゃないの?」

 由美は頸を横に振り続けた。

「あ」

 ミサの声だった。

「ここ、開いてきた。
 ほら、開いてく開いてく。
 うわー、すっごい。
 捲れちゃったよ、ビラビラ。
 ひとりでに開くんだね、これって。
 てことは、もう濡れてる?」

 由美の背中が、うねり上がった。
 ミサの指が、陰唇に触れたのだ。

「熱っつい。
 由美ちゃんのおまんこ、すっごい熱持ってる。
 ほら、ここなんかとぜんぜん違う」

 そう言いながらミサは、由美の太腿と性器を交互に触った。
由美と美弥子 264目次由美と美弥子 266





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2009/08/26 19:41
    •  すんまそん。
       朝の投稿、忘れちゃいました。
       今朝はやけに時間あるな、とは感じてたんですが……。
       悠々と来週のコメント書いたりしてて……。
       投稿日だってこと、まったく思いつきませんでした。
       気づいたのは、会社始まってから……。
       あ、今日は水曜日だったって。
       投稿日忘れたのは初めてのことなので……。
       ちょっとビックリしました。
       さて、ベスビオ山のお話です。
       79年の噴火では、火山灰が、麓の街に2日間にわたって降り続きました。
       8メートルも積もったとか。
       これにより、麓の街は完全に埋没し、2,000人の市民が亡くなったといわれてます。
       この街の名前は、おそらくみなさんもご存じでしょう。
       ポンペイです。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/200908212015456f6.jpg
       それでは、「日本のポンペイ」と呼ばれる村があることは、ご存じでしょうか?
       鎌原村と言います。
       噴火したのは、標高2,560メートルの浅間山。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/200908212015454cc.jpg
       浅間山の南側は長野県で、軽井沢などがありますが……。
       鎌原村は、北側の群馬県側にありました。
       天明3年(1783年)4月から始まった噴火は、6月下旬から頻度を増し……。
       7月7日夜から、最盛期を迎えました。
       爆発音が、京や大阪まで聞こえたそうです。
       そして、翌7月8日(新暦の8月5日)。
       ついに、山体が崩壊しました。
       土砂が斜面を高速で滑り落ちる、「岩屑(がんせつ)なだれ」が起きました。
       それが麓の村を襲ったのです。
       岩屑なだれの平均速度は、時速80kmと云われます。
       数百メートル手前で気づいても、とても逃げきれなかったでしょう。
       村の小高い丘には、観音堂がありました。
       生き残った人の多くは、岩屑なだれが襲う前に、ここに駆け上がった人たちでした。
       観音堂に登る石段は土砂に埋まり、上部15段だけが地上に残りました。
       この石段が、全部で何段あったのか、長い間、謎のままだったのですが……。
       昭和54年から発掘調査が行われました。
       その結果、石段は、全部で50段あったことが判明しました。
       全体の7割が、土砂に埋もれたことになります。
       このときの発掘で、石段と共に、ひとつのドラマが掘り出されました。
       石段の下の方で、2体の遺体が見つかったのです。
       2体は折り重なり、うつぶせに倒れてました。
       2人とも女性でした。
       下の女性は壮年。
       上の女性は、腰が曲がってたそうです。
       遺体が重なってたのは……。
       下の女性が、上の女性を背負ってたからなんですね。
       母と娘でしょうか……。
       あるいは、嫁と姑かも知れません。
       年老いた母(姑)を背負い、娘(嫁)は、必死で石段を駆け上がろうとしたのです。
       ひょっとしたらその時、石段の上には、夫や舅がいたかも知れません。
       彼らは、必死で叫んだでしょう。
       「早く! 早く!」、と。
       しかし……。
       間に合わなかった。
       見守る人たちの目の前で、土砂が2人を呑みこんでしまったのです。
       この災害で……。
       鎌原村の人口570人のうち、477人が亡くなりました。
       生き残ったのは93人。
       生存率は16%です。
       先に、ポンペイの死者が2,000人と書きましたが……。
       当時、ポンペイの人口は、20,000人あったと云われてます。
       つまり、亡くなったのは、人口の10%にすぎません。
       生存率は90%です。
       しかし、ポンペイの街は、復興されずに捨てられ……。
       やがて忘れ去られました。
       それでは、人口の84%を失った鎌原村も、そのまま消滅してしまったのでしょうか?
       続きは、「あ・さ・っ・て」!

    • ––––––
      2. shiku
    • 2009/08/26 20:46
    • 忘れてただけなのかぁ~無事で何より。(*^^*)

    • ––––––
      3. 淡雪
    • 2009/08/26 21:23
    • 朝はいそがしいので、予約投稿にしたら?
      でもなにもなくって、よかったわ。
      むぎゅ~~、してさしあげましょうね。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2009/08/27 07:57
    • > shikuさん
       何かあったら、必ずメッセージしますから。
       今度忘れてたら、メールで教えて。
      > 淡雪さん
       コメントが予約できないんです。
       今や、コメントの方がメインコンテンツになりつつあるようで……。
       コメントだけ読みに来る人が、少なからずおるらしい。
       淡雪さんのむぎゅ~~に、窒息しそうでした♪
      > フェムリバさん
       また、真似っこする……。
       でも、若い子の肌もいいなぁ。
       ちょっと青くさくて、産毛がサワサワして。
       下半身だけそんなになるってのは、ようわからんです。
       変態だから?
       ボンペイではやっぱり、遺体の写真が胸を打ちます。
       どんな気持ちで、死んでいったんだろうなぁって。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2009/08/27 19:52
    •  精神論じゃないよ。
       ほんとにそんな匂いがする感じなんだよ。
       若いオトコの子なら、間違いなくセーシの匂いなんだろうけど……。
       女の子にも感じる。
       羽化したての蛾が放つ匂いっていうか……。
      http://blog-imgs-24.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20090905091216931.jpg

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2009/08/27 20:15
    •  という蛾です。
       わたしも嗅いだこと無いから、実際どんな匂いがするのかわからないよ。
       でも、青くさい匂いがしそうじゃない?
       蝶は、何も匂わない感じがする。
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