Mikiko's Room

　ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています（完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね）。
　「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
　文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた（挿絵：加藤かほる）、みたいな感じを目指しています。
　美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。

管理人：Mikiko

由美と美弥子 0139

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2009.2.11（水）

「ほら始めるよ。
　おまえのために、たっぷりと溜めておいたんだ。
　膀胱が破裂しそうだよ」

　女教師が、浣腸器を股間に宛がった。
　生徒会長が跳び起きた。
　床にべったりと尻を着け、両手を前に突き、懸命に浣腸器を見つめている。

　女教師は、そのままの姿勢で虚空を睨みつけていた。
　ほどなく、軽やかな水音が響き始めた。
　女教師の顔がほっとしたように緩み、ようやく自らの手元を見下ろした。
　浣腸器のガラスが曇っていた。
　命が灯ったようだった。
　淡黄色の尿が、徐々に水位を上げていく。
　生徒会長は、泣きそうな顔でそれを見つめていた。
　水位はついに浣腸器の縁まで届いたが、女教師の排尿は止まらなかった。

「ちょっと溜めすぎたようだね。
　ほら、おこぼれだよ」

　女教師は浣腸器を股間から外した。
　解放された尿は、歓びのように空中に撒き散らされた。
　生徒会長が、歓喜のシャワーのただ中に顔を差し入れた。
　恍惚の顔を仰のけ、頚を巡らすように回しながら、万遍なく尿を浴びている。
　チョコレート色のビロードが貼られたカチューシャが、たちまちビターな色に変じた。

　ようやく排尿が止まった。
　生徒会長は、陰唇から垂れる最後の一滴を舌で受けた。

「さあマリア、尻を向けなさい」
「ひぃっ」

　生徒会長は悲鳴で返事をすると、身体を反転させた。
　べったりと胸を床に付け、尻を高々と上げた。
　興奮を抑えられないのか、尿で濡れた顔を床に擦り付けている。

　女教師は、ゆっくりと浣腸器に内筒を挿した。

「ワセリンは必要ないね。
　マン汁で、尻の穴までぐちょぐちょだ。
　さあ、いくよ」

　女教師は、下から宛がうように支えた浣腸器を、生徒会長の尻に近づけた。
　それを迎えるように、生徒会長の尻がさらに突き上がる。
　浣腸器の筒先が、生徒会長の肛門に消えた。

由美と美弥子 138 ＜目次＞由美と美弥子 140

コメント一覧

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  1. Mikiko
- 2009/02/11 07:43
- 　きのうは課内の歓迎会があって、久々に外でお酒を飲んできました。
  　いちおう療養中なので、参加しようかどうしようか迷ったんだけど……。
  　若い女の子の歓迎会だったので、顔出すことにしました。
  　でも、ちゃんと節制して飲んで、1次会だけで帰ってきましたよ。
  　入ってきたのはホンワカ系の子で、所作やなんかが一生懸命で可愛いの。
  　そーゆーのを微笑ましく見てる自分に、ちょっとびっくりしてます。
  　昔は、こういう子は嫌いだったんですけどねぇ。
  　好きになったのは、たいがいが年上の凄絶系美人。
  　わたしは、思いこんだら命がけみたいなところがあってね。
  　かなりなトラブルメーカーでした。
  　ストーカーみたいなこともしたしさ。
  　あげくに会社何日も無断欠勤して、クビ。
  　貢ぎものするために、サラ金から借金もした。
  　この返済、まだ続いてる。
  　ともかく感情が燃えあがると、相手もろとも灼き殺すみたいになっちゃう。
  　破滅型ですね。
  　でも今は、私生活的には平穏そのもの。
  　つきあってる相手いないからね。
  　「わたしがエロ小説を書き始めたわけ」では、突然エロい気分になったわけがわからんって書いたけど。
  　やっぱ、悪い虫が動き出したんだと思うよ。
  　今の会社もぐりこんで、半年ちょっとたったころだったからね。
  　でも、特定の相手がいなかったから、エネルギーが小説に向かったんだと思う。
  　とすれば、「由美美弥」が、わたしの生活を救ってくれてるようなもんだよ。
  　燃え盛って、また会社クビになったらどうすんの、このご時世に？
  　30半ばで事務しかできない女なんか、どこが雇う？
  　この年じゃ、風俗だってお呼びじゃないだろうし……。
  　テレビでやってる「派遣村」、見ててほんとに怖かった。
  　わたしは派遣じゃないけど、契約社員だしさ。
  　3月の契約期間満了で、ハイサヨナラってこともあり得るわけだ。
  　自宅住まいだから、いきなり路上生活ってことになるわけじゃないけどね。
  　いつクビになるかわからん、という立場は同じなわけ。
  　でも、今の会社なんだけど、わたしのこと異様に信用してくれてんのよね。
  　まあ、外見は真面目風だしさ、事務処理能力は人の1.5倍くらいあるから。
  　安い給料で、便利な女って思ってんだろうな。
  　しかし、雇ってそんなに経ってない女、ここまで信用していいもんかね。
  　週末にさ、営業が集金したお金持って、銀行預けに行くんだけどさ。
  　300万くらいあるとき、あるんだよ。
  　こんな金、ふつー、女事務員1人に持たせて出すか？
  　途中で襲われたらどうしてくれんだよ！
  　タクシーの運転手さんなんて、3万円くらいの売上金で殺されちゃうんだよ。
  　それに、この女が持ち逃げすることだって考えられるだろうが。
  　今はまあ、サラ金の返済があるとは言え、給料でなんとかやってけてるけどさぁ。
  　いつまた悪い虫が目を覚ますかわからんからなあ。
  　修羅場になったら、会社の金持って、相手んとこ走るかも知らんぞぉ……。
  　でもさ、わたしは今、ほんとにそうなりたくないんだ。
  　まあ、会社クビになることも怖いけどね。
  　それ以上に怖いのが、「由美美弥」を書けなくなること。
  　器用じゃないからね、小説書きながら修羅場もこなすなんて、できっこないよ。
  　こうしてみると、今は「由美美弥」が、わたしの暴走の大きな抑止力になってるんだなあって思う。
  　わたしにとって「由美美弥」は、断崖に張られたロープみたいなもんかな。

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  2. 淡雪
- 2009/02/11 08:14
- 壮絶な過去をお持ちなのですね。
  情熱が小説にチャージされてるのかしら。
  修羅場は是非小説で展開してください。
  実生活では、健康に留意して、もっともっと作品を生み出してください。
  破滅でなく、何かを生み出すパワーに置換してね。

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  3. Mikiko
- 2009/02/11 08:30
- 　ふっ。
  　あたしに近づいたらヤケドするよ。
  　でも、大丈夫。
  　わたしは、「由美美弥」を守るために、もう暴走しない。
  　海に約束したから……。
  　海雪の降る、出雲崎の岸壁で……。

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  4. もんぷち
- 2009/02/11 08:36
- ＷａＴの何年か前のアロエヨーグルトのＣＭ曲です。
  mikikoさまの気持ち、すごくわかる!!
  好きになると、見境無くなっちゃうんですよね。
  気持ちを受け入れてくれそうな女性にはあの手この手で頑張っちゃうし、友達としてではない好意をお互いに持ってることがわかったら、絶対に離したくないって思っちゃう。
  私も１度だけストーカーまがいなことをしたことあります(お弁当作って届けに行ったのです…)。
  その女性は恐れをなして、その後ひっそりと引っ越しをしていました(汗)
  １度だけ体の関係があった人で、それまではすごく仲良かったんだけどな(泣)
  気持ちをぶつけすぎて相手がひくまで気付かない…。
  わかってはいるんですが。
  飲み会、よくセーブしましたね(^^)
  所作が可愛い女の子…。
  そう感じるようになったということは…
  mikikoさま、リバタチに転身!?
  mikikoさまに新しい恋愛が訪れたら…。
  由美美弥のテイストが甘甘になるかしら。
  それとも、その恋人と朝まで愛し合っちゃうようになって執筆ペースも狂っちゃう!?
  でもmikikoさま自身のラブラブ話も聞きたいし…。
  mikikoさまとＨしたら絶対気持ちいいと思う。
  何しろ相手を喜ばせるイマジネーションと豊富なバリエーションを持ち合わせていますもん。
  それに何しろエロい!!
  最高です。
  ファンとしては、mikikoさまに恋人ができたらいいな…に一票です。

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  5. Mikiko
- 2009/02/11 10:06
- 　とんでもねーオンナだったとわかって、ドン引きされると思ってたのに……。
  　なんと、同感されちゃいました。
  　もんぷちちゃんも、そういうオンナだったのね……。
  　やっぱ、A型は怖いぜ。
  　でもほんと、若い子相手にタチに徹するってのも、ヤリガイありそうだよね。
  　で、その子にもちょっとずつタチワザ教えてさ。
  　そしたらある日突然、ドンデンが来て……。
  　タチネコ入れ替わり。
  　Mikikoは、テッテ的にその子に責められることになるの。
  　お風呂では……。
  　その子が、腰突き出しておしっこして。
  　Mikikoは、固いタイルに正座したまま、それを顔で受けるの。
  　今日の生徒会長みたいにね。
  　あー、想像しただけで股間がホカホカしてきた。
  　でもほんと、もんぷちちゃんとMikikoが寝たら、どんなだろうね？
  　地獄のような夜になることだけは、間違いあるまい……。

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  6. 淡雪
- 2009/02/11 12:00
- 地獄の一夜に一票！
  すごすぎるっ！
  今日の午後４時、定例会議（笑）はコレが議題にあがりそうですな。

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  7. Mikiko
- 2009/02/11 12:11
- 　定例会議、出席する？
  　奥さま、4時かっきりに、イキますわよ。
  　あ、それから、この場を借りてちょっとご報告。
  　コメントログ、改良しました。
  　ログの中から本編が開けるように、全部リンク付けたからね。
  　Mikikoの労作、ぜひご活用ください。

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  8. 淡雪
- 2009/02/11 13:05
- お昼要らない代わりに、今日は３時過ぎに主人が仕事から帰ってきそうな感じです。
  まさか別室に移動して会議に出席するわけにはまいるまい。
  それに、なんだかセーヨクも最近減退気味。
  １７でも、そういうこともあるのよ。シツコイ

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  9. Mikiko
- 2009/02/11 13:32
- 　欠席か……。
  　そんなら、Mikikoひとりでイクことにするよ。
  　寂しいけど。
  　でも、セーヨク減退しても、ここには来てね。
  > １７でも、そういうこともあるのよ。シツコイ
  　十分、シツコイ……。

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  10. ak
- 2009/02/11 22:43
- Mikikoさんと共通点がたくさんあって怖い…(笑)
  私もお酒は依存症？ってくらい好きでほとんど毎日飲んでます。
  25の時あまりに胃痛がひどくて胃カメラ飲んで、それでもやめられないですね(笑)
  焼酎とか一晩に一升くらいは飲めるので意地でも部屋にお酒を置かないことにしてます。
  最近また胃が痛い(二時間くらい寝込む)ので控えめですが、ビールくらいいいだろと思って飲み続けてます。
  あと…、大学の時付き合ってた彼女がうちのマンション(９階)から飛び降りようとしたり、乳首噛まれて二週間くらい腫れて痛みが引かなかったりと思い出すと色々ありますねぇ(笑)

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  11. shiku
- 2009/02/12 01:38
- 遅くにすみません。
  メール送れました？

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  12. Mikiko
- 2009/02/12 07:53
- 　この人も修羅場系だった……。
  　しかも大酒飲み。
  　なんで、こんなに似た人ばっかり集まるかなぁ？
  　Mikikoの怨念が引き寄せるんだろうか……。
  　しかし、一晩に焼酎一升ってのは、凄すぎます。
  　わたしの場合、そんなに強くないのにたくさん飲むから、すぐ潰れちゃうんだけど。
  　部屋にお酒置いてないのに、ほとんど毎日飲んでますってことは、外で飲んでくるの？
  　よくお金続くね。
  　ひょっとして、大金持ち？
  　よければ、Mikikoに低利で貸さない？
  　寝込むほど痛いんなら、もう一度胃カメラ飲んだ方がいいよ。
  　たぶん、潰瘍できてると思う。
  　akさんは、「Mikiko's Room」では希少な「本格派肉体系M」であらせられます。
  　乳首噛まれた的なお話、また聞かせてね（26歳以上であることは確実なわけね）。

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  13. Mikiko
- 2009/02/12 07:54
- 　前にもメールフォームの調子が悪くなったことがあったんで、さっき試してみたけど、ちゃんと送れた。
  　あと、わたしのコメントの「Mikiko」って名前がリンク文字になってて、それクリックしても送れます。
  　これも試してみたけど、送れました。
  　どうしたんだろうね。
  　メールアドレスは、『mikikosroomアットマークmail.goo.ne.jp』です。
  　ゴメンね。
  　文面保存してある？
  　もしあったら、どうか、もう一度送ってください。