2008.7.27(日)
「お薬が浸みるまで、そのままの姿勢よ」
そう言いながら女教師は、美弥子の背中をさすった。
すぐに便意が襲ってきた。
「先生、出そうです」
「まだだめ。
今出しちゃったら、お薬しか出て来ないわ。
もう少し我慢して」
美弥子は、肘を突いた両手の指を組み、祈るようにそこに額を付けた。
汗の玉が額から次々と生まれ、祈りの指を濡らした。
便意は着実に増大していった。
寄せる波が、ひと波ひと波大きくなる。
遂にその波濤は、どれほどの意志を持っても堰き止められないほどに膨れあがった。
美弥子は額を上げ、目を見開いた。
津波が、見えた。
美弥子は女教師を振り仰いだ。
「先生、もうだめです」
返答も待たずにベッドから降りた。
女教師も、もう止めようとはしなかった。
妊婦のような腹を抱え、前屈みのままトイレへと足を運ぶ。
上履きを履く余裕もなく、裸足のままだった。
脂汗が頬を伝った。
トイレの扉が、陽炎のように揺れて見える。
扉にたどり着いた。
震える指でドアレバーを押し下げ、中に滑り込む。
扉を閉めながら、尻を便座に落とした。
間に合った。
もう我慢しなくていい。
美弥子は、締め付けていた肛門を緩めた。
尻の筋肉が吊りそうになっていた。
しかし、大便はなかなか出てくれなかった。
脂汗が太腿に落ちた。
便が太すぎて、肛門を通過できないようだった。
といって、力んだりしたら肛門が裂けてしまいそうだ。
それでも漸く、便の先端が肛門を潜り抜けてくれた。
美弥子はその便を宥めるように、ゆっくりと肛門を通していった。
太腿の上で握りしめた指が、真っ白になっている。
次第に便は、自重のせいか肛門を通過する速度を増していった。
そして遂に、それは美弥子の身体を離れた。
便が水溜まりに落ち、水中を潜く音が聞こえた。
股間から覗くと、今までに見たこともないような太くて長い便だった。
宿便を排泄できた安堵感から、身体中の力が抜けた。
大きな溜め息が漏れた。
美弥子の性器から、ちろちろと尿が零れ始めた。
やがてそれは奔流となり、熱帯の熱い雨のように便器に降りそそいだ。
その時だった。
突然、トイレの扉が開かれ、女教師が入ってきたのだ。
そう言いながら女教師は、美弥子の背中をさすった。
すぐに便意が襲ってきた。
「先生、出そうです」
「まだだめ。
今出しちゃったら、お薬しか出て来ないわ。
もう少し我慢して」
美弥子は、肘を突いた両手の指を組み、祈るようにそこに額を付けた。
汗の玉が額から次々と生まれ、祈りの指を濡らした。
便意は着実に増大していった。
寄せる波が、ひと波ひと波大きくなる。
遂にその波濤は、どれほどの意志を持っても堰き止められないほどに膨れあがった。
美弥子は額を上げ、目を見開いた。
津波が、見えた。
美弥子は女教師を振り仰いだ。
「先生、もうだめです」
返答も待たずにベッドから降りた。
女教師も、もう止めようとはしなかった。
妊婦のような腹を抱え、前屈みのままトイレへと足を運ぶ。
上履きを履く余裕もなく、裸足のままだった。
脂汗が頬を伝った。
トイレの扉が、陽炎のように揺れて見える。
扉にたどり着いた。
震える指でドアレバーを押し下げ、中に滑り込む。
扉を閉めながら、尻を便座に落とした。
間に合った。
もう我慢しなくていい。
美弥子は、締め付けていた肛門を緩めた。
尻の筋肉が吊りそうになっていた。
しかし、大便はなかなか出てくれなかった。
脂汗が太腿に落ちた。
便が太すぎて、肛門を通過できないようだった。
といって、力んだりしたら肛門が裂けてしまいそうだ。
それでも漸く、便の先端が肛門を潜り抜けてくれた。
美弥子はその便を宥めるように、ゆっくりと肛門を通していった。
太腿の上で握りしめた指が、真っ白になっている。
次第に便は、自重のせいか肛門を通過する速度を増していった。
そして遂に、それは美弥子の身体を離れた。
便が水溜まりに落ち、水中を潜く音が聞こえた。
股間から覗くと、今までに見たこともないような太くて長い便だった。
宿便を排泄できた安堵感から、身体中の力が抜けた。
大きな溜め息が漏れた。
美弥子の性器から、ちろちろと尿が零れ始めた。
やがてそれは奔流となり、熱帯の熱い雨のように便器に降りそそいだ。
その時だった。
突然、トイレの扉が開かれ、女教師が入ってきたのだ。