2017.8.19(土)
もう一度、ポニーテールを掴み、持ちあげる。
されるがままだった。
まるで生首だ。
その表情は、すでに死者の領域に入っているようにさえ見えた。
瞳はすでに上目蓋の際まで迫りあがり、開いた口からは、よだれと舌が零れていた。
美弥子の腕は、ポニーテールを更に引きあげた。
レナの上体が起きあがった。
華奢な身体だった。
褐色に焼けていたが、小さな乳房だけが真っ白く色が抜けている。
水着の跡だ。
乳首は、鮮やかな肉色だった。
不良っぽい言動だったが、予備校の夏期講習に通っているのだから、学業を投げ打っているわけではないだろう。
しかも、明らかに処女だった。
見かけより、ずっとうぶだったのかも知れない。
しかし美弥子の身体は、目の当たりにした幼さに何の忖度も無かった。
立った状態のレナの尻に、腰を打ちつけ続けていた。
レナは、両腕を自然運動で振り回しながら、されるがままになっている。
美弥子の視線は、そんなレナの姿を鏡の中に見ていたが……。
腰の前後動が急速に収縮し、やがて止まった。
踊っていたレナの両腕も鎮まり、真下に垂れ下がる。
壊れた人形のようだった。
何の反応もない。
ポニーテールを掴んだ腕が、ゆっくりと下げられた。
レナが、洗面台に突っ伏す。
投げ出さなかったことに、心底ほっとした。
美弥子の腰が後退し、レナの尻を離れた。
2つの白い肉の間に、真っ赤に染められた陰茎が伸びていく。
外れた。
跳ねあがった陰茎は、美弥子の下腹部に貼りついた。
跳ねた血が、毛細血管のように、美弥子の白い腹に無数の筋を伸ばした。
支えを失ったレナの身体が、洗面台からずり落ちていく。
足萎えの下半身が折りたたまれ、尻が床に落ちた。
反動で、上体はそのまま真後ろに倒れようとした。
しかし、床に頭を打ちつけることは無かった。
美弥子の両脚が、背もたれのようにレナを受け止めたのだ。
美弥子の立ち位置は変わっていない。
偶然かも知れないが、美弥子は意思のある行為と思いたかった。
一番恐れてたのは、この身体がレナを殺してしまわないかということだったからだ。
されるがままだった。
まるで生首だ。
その表情は、すでに死者の領域に入っているようにさえ見えた。
瞳はすでに上目蓋の際まで迫りあがり、開いた口からは、よだれと舌が零れていた。
美弥子の腕は、ポニーテールを更に引きあげた。
レナの上体が起きあがった。
華奢な身体だった。
褐色に焼けていたが、小さな乳房だけが真っ白く色が抜けている。
水着の跡だ。
乳首は、鮮やかな肉色だった。
不良っぽい言動だったが、予備校の夏期講習に通っているのだから、学業を投げ打っているわけではないだろう。
しかも、明らかに処女だった。
見かけより、ずっとうぶだったのかも知れない。
しかし美弥子の身体は、目の当たりにした幼さに何の忖度も無かった。
立った状態のレナの尻に、腰を打ちつけ続けていた。
レナは、両腕を自然運動で振り回しながら、されるがままになっている。
美弥子の視線は、そんなレナの姿を鏡の中に見ていたが……。
腰の前後動が急速に収縮し、やがて止まった。
踊っていたレナの両腕も鎮まり、真下に垂れ下がる。
壊れた人形のようだった。
何の反応もない。
ポニーテールを掴んだ腕が、ゆっくりと下げられた。
レナが、洗面台に突っ伏す。
投げ出さなかったことに、心底ほっとした。
美弥子の腰が後退し、レナの尻を離れた。
2つの白い肉の間に、真っ赤に染められた陰茎が伸びていく。
外れた。
跳ねあがった陰茎は、美弥子の下腹部に貼りついた。
跳ねた血が、毛細血管のように、美弥子の白い腹に無数の筋を伸ばした。
支えを失ったレナの身体が、洗面台からずり落ちていく。
足萎えの下半身が折りたたまれ、尻が床に落ちた。
反動で、上体はそのまま真後ろに倒れようとした。
しかし、床に頭を打ちつけることは無かった。
美弥子の両脚が、背もたれのようにレナを受け止めたのだ。
美弥子の立ち位置は変わっていない。
偶然かも知れないが、美弥子は意思のある行為と思いたかった。
一番恐れてたのは、この身体がレナを殺してしまわないかということだったからだ。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2017/08/19 08:18
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久々に、今日は何の日
語呂合わせの日が2つあります。
『バイク(819)の日』。
『俳句(819)の日』。
こちら、外が真っ暗で、雷が鳴ってます。
今も降ってますが……。
これから、ものすごい雨になる予報。
大雨警報が出ました。
梅雨以来、5回目くらいの警報です。
こんなに警報が出る年は、ちょっと記憶にないです。
ま、洪水にはならないと思うのですが。
周りの田んぼが、調整池の役目をしてくれますし……。
田んぼから出た水は排水路を流れ、亀田郷の底、鳥屋野潟に集まります。
そして、その末端にある親松排水機場から、信濃川に排出されます。
親松排水機場は、毎秒60トンの排水能力があります。
1日に、25メートルプールを14,400回空に出来ます。
これは最大能力値ですが……。
通常運転の実績値でも、鳥屋野潟(面積1.37km2・井の頭池の32倍)を3日で空にしてるとか。
頑張れ、親松排水機場!
亀田郷の守り神です。
また、雷です。
パソコンに落ちんでくれ!
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2. ハーレクイン- 2017/08/19 10:00
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>学業を投げ打っているわけではないだろう
うーん、どうですかね。
予備校の、特に夏期講習なんてそれこそいろんな輩がいます。
これが冬期講習になりますと選別が進み、ようやくまともな授業になるんですがね。で、冬期講習で本気になっても時すでに遅し、なんですがね。
そういえば、夏期講習もすでに終盤。勝負は秋、頑張りたまへ、受験生諸君。
まあしかしこの時代、「どこでも入れりゃいいや」なら何とでもなります。
こちら、昨日の明け方がすごい雷雨でした。
雨はともかく、雷は堪忍にしてくれ、ですね。パソの電源を落としましたが、聞いたところによりますと、それだけでは防御にならないとか。電源ケーブルをコンセントから引っこ抜かないと、雷の影響が避けられないとか。
で、そうしようと考えたんですが、どのコンセントに何がつながっているのかは、もはや霧のカレリア♪。ほっといて二度寝しちゃいました。
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3. Mikiko- 2017/08/19 12:13
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夏休み
最大のストレスは、ガキどもで図書館が混むこと。
勉強してればまだ許せますが、スマホを弄ってたり、寝てたりします。
夏期講習に行け!
甲子園は普通に行われてるので……。
大阪で雨が降ってるとは思いませんでした。
今日の第4試合は楽しみですね。
第3試合の広陵も、思いのほか強い感じです。
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4. ハーレクイン- 2017/08/19 13:08
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騒ぐガキども
こちらの図書館は、普段から騒がしいです。到底読書などできる環境ではありません。
司書さんなんかもほったらかしと云いますか見て見ぬふりと云いますか……。まあ、付き添いの親からしてお喋りしてますからね。
この国の未来は暗いぞ、と。
甲子園
昨日の第3試合だったかなあ、ものすごい逆転劇でした。
うろ覚えなんですが……、
同点で迎えた9回。
先攻側が3点勝ち越しました。これで決まりと思われたその9回の裏、後攻め側が4点入れての逆転サヨナラでした。サヨナラの1点は、満塁での押し出しフォアボール……。
しかし、こう書いてしまうと面白くもなんともないですね。
雷雨は朝方だけ。
第1試合の始まる頃には真夏の太陽が……。
コメントログ
見ました。
昆虫ゼリーからカブトエビ一件、いや二件。
なるほろー、ですね。
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5. Mikiko- 2017/08/19 18:26
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昆虫ゼリー
最近は、ダンゴムシが蝟集するので、ちょっと控えてます。
枯れ葉などで分厚く覆うのは……。
地下に穴を掘って落とすより、効率的だからですかね?
いずれにしろ、頭のいい生き物です。
でも、それ以上進化できないのは……。
外骨格では、脳を大きく出来ないからでしょうか?
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6. ハーレクイン- 2017/08/19 22:39
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昆虫くん
近頃見かけなくなりました。
セミの鳴き声を聞くくらいですか。
ああ、それと秋の虫。1週間ほど前から鳴き出しましたが。
チョウもトンボもさっぱり見かけないし。
アリくんの行列も長いこと見ていません。
夜間、飛び込んでくるガもおらんし。
そもそもハエやカもさっぱりです。まあ、これはいわゆる「虫よけ」を窓に吊るしている効果かもしれません。
ゴキブリくんは、ゴキブリ団子の効果でしょうかやはりご無沙汰。あのしぶとさはどこへ行ってしまったのか。
もう、都会は昆虫くんの生息できる環境ではない、ということでしょうか。大阪市内とは異なり、すぐ近くにはそれなりに自然は残ってるんですがね。
甲子園
大阪桐蔭。仙台育英に2-1の逆転サヨナラ負けでした。
8回まで0-0の締まったいい試合だったんですがね。
2度目の春夏連覇は成らず、大阪桐蔭の夏は終わりました。
大阪大会決勝、府立大冠に「あと1本」まで追い詰められた末に辛うじて逃げ切り。この時から「今回はどうかな」と思っていましたが、仙台強し、というところでしょうか。
今大会、優勝旗はついに白河の関を越えるかもしれません。
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7. Mikiko- 2017/08/20 07:49
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秋の虫
鳴いてますねー。
毎年のことながら……。
寂しさが募る音色です。
大阪桐蔭。
ベースを踏み違えたファーストは、しばらく眠れないでしょう。
つらい試練を背負うことになってしまいました。
仙台育英。
打てなさすぎです。
2試合で3点。
ピッチャーは頑張ってますが、これからは連投になります。
毎試合、完封に近い投球は出来ないはず。
打線の奮起がなければ、勝ち抜くのは難しいでしょう。
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8. ハーレクイン- 2017/08/20 10:03
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>つらい試練
正面切ってあげつらう人はいないでしょうけど(いたりして)それだけに本人の中では鬱屈が溜まるかもしれません。
まあ、早く忘れることですね。
>打線の奮起
野球というゲームは、①投手が投げ②打者が打つ。
この積み重ねですが……、
①投手は計算できます。要するに、ある程度読めます。
で、よく言われることですが……、
②打撃は水物。いいか悪いかはその時次第というところがあるんですね。
何を言いたいんや、おっさん。
へい、つまり仙台打線の爆発、これは大いにありうると、こういうことですわ。
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9. Mikiko- 2017/08/20 12:39
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大阪桐蔭のファースト
2年生のようです。
3年生の最後の試合にしてしまったことで、切なさ100倍でしょう。
絶望のあまり、ニューハーフになったりしなければいいのですが。
仙台育英は、初戦は15点取ってますからね。
でも、ピッチャーは、ほとんど1人で投げてますから……。
これまでのような好投は難しいのでは。
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10. ハーレクイン- 2017/08/20 13:31
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へばる投手
当たり前です。
こんな過酷な日程、高野連と朝日新聞は反省すべきです。
甲子園で体を痛め、その後プロなどで思ったほど活躍できなかった投手がどれほどいたことか。
本気でプロを目指すなら、甲子園はパスするのが最適の選択肢です。
それではプロにアピールできない(名前を売れない)というなら、早々に負けることです。で、涙の敗戦投手、とか何とかで名前を売る、と。
それはともかく、日程に「試合を行わない完全休養日」を設けることを提案します。準決勝の前日、がいいんじゃないですかね。
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11. Mikiko- 2017/08/20 18:22
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ピッチャーの球数制限を……
設けるべきです
1試合、100球まで。
80球以上投げた場合は、翌日の試合の登板禁止。
明日は、完全休養日で試合はありません。
ご提案どおり、準決勝の前日ですね。
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12. ハーレクイン- 2017/08/20 20:05
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完全休養日
あれ、実施されているのか、知らなかった。
しっつれいしました、あん。