2017.8.14(月)
「は、離せ」
レナの指が、美弥子の腕に絡む。
美弥子の腕が、真上に振りあがった。
レナのサンダルが床を離れた。
「痛い痛い痛い」
尾を踏まれた猫のように泣き叫ぶ。
レナを宙吊りにしたまま、美弥子の脚が歩み始めた。
視線が向いたのは、洗面台だった。
カウンターみたいな台に、洗面ボウルが3つ埋めこまれている。
そこで髪を離すと、レナの身体をカウンターに突き倒した。
レナの上体は、カウンターに突っ伏した。
そのまま、背中を押さえつける。
レナの暴れる上体を、左手一本で蹂躙していた。
「は、離せ……。
ちきしょう。
ちきしょう」
レナの声に、涙が混じり始めた。
よほど悔しいのだろう。
美弥子の右手が、デニムのショーパンに伸びた。
小さな尻だった。
右手は、ウェストにかかった。
脇腹の位置だ。
真横に引く。
背中を押さえつけられたまま、レナの身体が捩れた。
床に、金属音が弾けた。
タックボタンが飛んだようだ。
一度ためを作り、さらに右手が引かれた。
ファスナーが悲鳴をあげた。
ショーパンのウェストを掴んだ右手が、脇腹から真後ろに移動した。
真下に引く。
ファスナーの壊れたショーパンは、あっけなく尻から剥け落ちた。
ショーパンを膝上まで引き下ろすと、美弥子の右手は再び上昇し、ショーツにかかった。
言動に似合わない、水玉模様のショーツだった。
美弥子の右腕が真下に一閃し、尻を覆う薄皮は、瞬時に消え去った。
一瞬、もう1枚、ショーツを穿いているのかと思った。
ショーツが覆っていた部分だけ、真っ白なのだ。
水着の日焼け痕だった。
両脚は小麦色に焼けていたが、本来は色白なのだろう。
まるで小学生のような小さな尻だった。
レナの指が、美弥子の腕に絡む。
美弥子の腕が、真上に振りあがった。
レナのサンダルが床を離れた。
「痛い痛い痛い」
尾を踏まれた猫のように泣き叫ぶ。
レナを宙吊りにしたまま、美弥子の脚が歩み始めた。
視線が向いたのは、洗面台だった。
カウンターみたいな台に、洗面ボウルが3つ埋めこまれている。
そこで髪を離すと、レナの身体をカウンターに突き倒した。
レナの上体は、カウンターに突っ伏した。
そのまま、背中を押さえつける。
レナの暴れる上体を、左手一本で蹂躙していた。
「は、離せ……。
ちきしょう。
ちきしょう」
レナの声に、涙が混じり始めた。
よほど悔しいのだろう。
美弥子の右手が、デニムのショーパンに伸びた。
小さな尻だった。
右手は、ウェストにかかった。
脇腹の位置だ。
真横に引く。
背中を押さえつけられたまま、レナの身体が捩れた。
床に、金属音が弾けた。
タックボタンが飛んだようだ。
一度ためを作り、さらに右手が引かれた。
ファスナーが悲鳴をあげた。
ショーパンのウェストを掴んだ右手が、脇腹から真後ろに移動した。
真下に引く。
ファスナーの壊れたショーパンは、あっけなく尻から剥け落ちた。
ショーパンを膝上まで引き下ろすと、美弥子の右手は再び上昇し、ショーツにかかった。
言動に似合わない、水玉模様のショーツだった。
美弥子の右腕が真下に一閃し、尻を覆う薄皮は、瞬時に消え去った。
一瞬、もう1枚、ショーツを穿いているのかと思った。
ショーツが覆っていた部分だけ、真っ白なのだ。
水着の日焼け痕だった。
両脚は小麦色に焼けていたが、本来は色白なのだろう。
まるで小学生のような小さな尻だった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2017/08/14 08:06
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夏休み自由研究/第2弾
実は先日、昆虫ゼリーを買ったホームセンターで……。
もうひとつ、衝動買いをした品があったのです。
ゼリーと並んで置かれてました。
一度は、ゼリーだけを籠に入れ、棚を離れたのですが……。
思い切り後ろ髪を引かれ、棚に引き戻されました。
↓これです。
http://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/6/e/6e9708a9.jpg
この飼育レポートを、コメントで連載すれば……。
毎回、ネタを考えずに済むという魂胆。
けっこう高価(1,200円くらい)だったのですが、思い切って購入。
↓「トリオプス」とはなんぞや?
http://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/a/7/a760a11a.jpg
↓入ってたキットです。
http://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/7/5/7533e2ed.jpg
微妙にチャチいです。
ま、小学生用ですから。
↓これが、どうなるか。
http://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/f/6/f6883614.jpg
↓もちろん、育て方の冊子も付いてます。
http://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/9/a/9acfb416.jpg
↓説明書き。
http://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/e/2/e29affa3.jpg
けっこう面倒そうです。
少し後悔……。
水は、水道水を汲み置いて、カルキを飛ばすため、1日待てとのこと。
↓水を入れました。
http://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/6/f/6fccd5db.jpg
てなわけで、本日の作業は、これにて終了。
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2. ハーレクイン- 2017/08/14 18:41
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蹂躙美弥ちゃん
無論、されるじゃなくする側です。
いや……。
自由研究第2弾
例によって確認できませんので「トリオプス」で検索掛けました。書いていい、よね。
『カブトエビ』。生きている化石、として有名な奴です。体が石化しているわけではありません(も一つやな)。
くれぐれも『カブトガニ』と混同されませんよう。(エビもカニも似たようなもんやんけ)。まあね。違いは……“カニ”は海棲ですが“エビ”はそこらの水田を泳いでます。
そういえば、いっとき『シーモンキー』の飼育がはやりましたが、こ奴もまあ似た者どうしです。
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3. Mikiko- 2017/08/14 19:19
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カニ
淡水のカニもおるじゃないですか。
沢蟹とか。
『ホウネンエビ』のセットもあったのですが……。
見た目がハデなので、『カブトエビ』にしました。
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4. ハーレクイン- 2017/08/14 22:12
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よく嫁
“カニ”と“ ”で括ったろ。
これは『カブトガニ』という含みなのです。いちいち『カブト』をつけるのが煩わしかったからなんですが、よく考えたら“ ”で括るほうがめんどかったなあ。
ホウネンエビ
豊年蝦、ですかね。おめでたいことです。
♪年も豊年満作で
村は総出の大祭り
ドンドンヒャララ ドンヒャララ……
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5. Mikiko- 2017/08/15 07:41
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カニはカニでも……
カブトガニは、むしろ、クモやサソリに近い仲間だそうです。
てっきり淡水の生き物だと思ってました。
カニで思い出す短歌があります。
●かにかくに渋民村は恋しかりおもいでの山おもいでの川(石川啄木)
●かにかくに祇園はこひし寐るときも枕の下を水のながるる(吉井勇)
ホウネンエビは、田んぼの生き物。
ミジンコの仲間のようです。
これが大量に見られる年は、豊年になるそうな。
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6. ハーレクイン- 2017/08/15 10:05
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カブトガニは淡水産に非ず
岡山県は笠岡市。瀬戸内海に面する地に『カブトガニ博物館』があります。
このあたりの海は、カブトガニの生息地なんですね。
啄木はさて置き
吉井は『リュック』に引用させてもらいました(『アイリス』#7)。
で「かにかくに」
“蟹掻くに”ではありませんよね。わたしの古語辞典では「あれこれと」「とやかくと」とありました。