Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
元禄江戸異聞 根来(三十五)
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「元禄江戸異聞 根来」 作:八十八十郎(はちじゅう はちじゅうろう)


(三十五)


「勝負は明日午後の一瞬にかかっています」
 伊織はそう言って、車座の面々を見回した。
「荷の移動で根来や天竜一家が落ち着かぬうちに事を成さねば、屋敷の蔵奥に囚われた若を救い出すのは至難の業……」
 一同はまなじりを決して頷く。
「若はあの蔵のどこかに囚われているに違いありません。その時までに、何としても私が居場所をつきとめます」
「わかりました。では先ほどの手筈通り……」
 お蝶の言葉に、伊織は改めてその背筋を伸ばした。
「明日、日が傾く前の七つ下がり。遊郭の世話に若衆が出かけ、港から根来が帰る前の屋敷が手薄になる一瞬。お蝶さんが店で一家の気を引いている間、私が若を蔵から連れ出します」
「その時、私と蔓は裏の塀の外で……」
 待ちきれずに口を開いた桔梗に伊織は大きく頷く。
「蔵の裏手十間ほど離れた塀の外の竹藪に隠れて、私が合図に石を投げた後、肩車で塀の上に乗った若を受け取ってください」
「して、その後は……?」
 静かに口を開いた蔓に伊織は顔を向ける。
「私たちには構わず、一路丹波へ……」
 じっと見つめる桔梗の横で、蔓は一重瞼の冷たい目を瞬かせた。

「い、伊織様! こいつを信じてそんなことを……」
「お蝶さん!」
 お蝶の咎める言葉を遮って伊織は声を上げた。
「お蝶さん……、今あなたの目は濁っていますよ。この人は真の忍びです。報償には無縁ですが、桔梗に受けた恩を返そうとしていることが私には分かります」
 頷く桔梗の横で蔓はゆっくりと顔を上げた。
「蔓とやら。桔梗様とのご縁とはいえ、心から礼を言います。よろしく頼みます」
 頭を下げた蔓は伊織を上目遣いに見上げる。
「承知しました。若を連れて桔梗様が城門をくぐるまで、見届けさせていただきます」
「しかし、あんた……」
 横からお蝶の低い声がかかる。
「勝手に動くと、抜け忍と見られやしないかい? そうなったら前も敵、後ろも敵……。命は無いよ」
 蔓は斜にお蝶を見ながら答える。
「そうなったら、そうなった時……。とりあえず、行きがけに猿にだけは伝えていくよ」
「猿だって!」
 お蝶の顔色が変わった。
「生きてるわけがないじゃないか!」
 蔓の顔に微かな笑みが浮かぶ。
「そっちが昔死んだからって、同じとは限らないんだ。猿は、死なないんだよ……」
「そんな馬鹿な……。じゃあ近くに居るっていうのかい?」
 お蝶をじっと見返しながら蔓は頷いた。
 二人のやり取りに伊織も割って入る。
「猿というのは一体なんのことですか……?」
 その問いかけに、お蝶を片手で制して蔓は口を開く。
「大事とは関係のない、こっちのことですよ。それでその後、伊織様とお蝶さんは?」
 伊織は思い出したように話し始める。
「若の救出を気づかれぬまま姿を消すのが一番ですが、そううまくいくかどうか……。もし救出に手間取るようなら、表で見張り役の紫乃さんに根来の帰りを少しでも遅らせる方策をとってもらうしかありません」
 一同を前に伊織は居住まいを正した。
「とにかく紫乃さんにはあまり危うい役は……。若の救出まで私の衣装と武器を預け、それから根来の追っ手を防ぐのは私とお蝶さんで……」
 頷く三人に伊織は続ける。
「ただし、それは若をうまく救い出せた場合。悪くすればその場で双方斬り合いになることも覚悟せねばなりません。それから……」
 顔を向けられたお蝶は、片手を茣蓙について伊織の言葉を待つ。
「この手筈を紫乃さんに伝え、万が一私たちの意志が潰えた時は丹波へ事の成り行きをお知らせいただくのです」
「わかりました」
 再び沈黙に包まれた部屋に、遠くから夜回りの拍子木の音が聞こえた

 あらためて伊織は三人の顔を見回した。
「もう帰らねば怪しまれます。ほかに聞くこと言うことは……?」
「いいえ」
 お蝶の返事と共に桔梗と蔓も伊織の顔を見つめる。
「では明日七つを目安に……」
 一同が頷くのを確かめると伊織は立ち上がった。
 しかし出て行こうとする伊織を蔓は手で制する。
 部屋の隅に灯った蝋燭を消すと部屋の中は闇に包まれた。
 雨戸を細く開けた蔓の横にお蝶も身を寄せる。
 注意深く外を窺った二人は伊織に小さく頷く。
「では……」
 闇の中を外へと伊織は姿を消した。


「遅くなりました」
 小さな声が聞こえて、代貸は頬杖をついた顔を上げた。
「ああ奥さん、届けてきやしたか?」
 伊織は頭を上げて代貸しに答える。
「ええ、半金でもとりあえずの急場はしのげるようで助かりました」
「ふん、そりゃあ何より……。まあせいぜい気を入れて奉公して、残りの半金をもらうんですな」
「はい、よろしくお願いします」
 胸元への粘っこい視線を不快に感じながら、伊織はそう答えた。
「今夜からは勝手場横の支度部屋に寝起きしていただきましょうか。おっと、それから……」
 意味深に口元を緩めた代貸は続ける。
「親分から、奥に来てもらうよう言われてたのをつい忘れてました。えへへへ……」
「そうですか……」
 下卑た笑みを背中に感じながら、伊織は廊下の奥へと向かった。

 奥の座敷に近づくにつれ、何やら小さな話し声が聞こえてくる。
 戸襖の前に立つと、伊織は中の声に耳をそばだてた。
「いえ、もう、もう帰ります」
「いいからもうちょっと、もうちょっとだけですよう……」
 伊織は足音を忍ばせて奥へ進むと、廊下に細い光の筋を描いた引き戸の隙間を覗き込む。
 一分ほどな隙間に女の白い身体が蠢いていた。
 “あ……、あの人は……”
 一人は今朝がた蔵の中で見失った女に違いなかった。
 着物を取ろうとする裸身を、やはり一糸まとわぬお竜に後ろから絡み付かれていた。
「ねえもうちょっとだけ……。ね? お刺身好きでしょう、奥様、ね? もう一回……ほらほらお刺身……んむ………」
「ひや……ひゃめ……ああ……んんむ……」
 どうやら強引に口を吸われたのだろう、再び布団に倒れ込んだ下半身の淡い陰りが垣間見える。
「んぐう……」
 艶のある陰毛にお竜の白い指が分け入った途端、女のくぐもった呻きが上がった。
 小鳥が餌をついばむように細かく唇を吸い合わせる音が聞こえる。
「む……ちゅ……お願い……ふむ……もう……ぢゅ……帰してください……ちゅ……」
 とうとう深く舌を吸わせたのか、二人の荒い鼻息の音だけが聞こえてくる。
 やがて大きく息を吐く音と共にお竜の声が聞こえて来た。
「はあ、ふう………今夜はもう少しだけ……。あの子のお世話では、奥様には感謝してるんですよ。だから破格のお礼も差し上げてるじゃありませんか……」
 伊織は目を見開いた。
「うまい具合にもう一人、手伝ってくれそうな方が見つかったんでね。今夜はその方とお引き合わせしようと……」
「え!」
 女は驚きの声を上げた。
「それならなおさら、このような事をしていては!」
「いいからいいから……、もう仕込みは済んでるんですから……うっふふふ」
「いや、離してください……」
 伊織はもう迷わなかった。
「え、えへん……」
 伊織の小さな咳払いとともに、部屋の中が沈黙に包まれた。

「菊様、お帰りになったんで?」
「ええ、遅くなりましたが、無事金子を届けて参りました」
「そりゃあよかった。遠慮はいりません、どうぞお入りください」
 伊織はゆっくりと戸襖を引き開けた。
 目にもまぶしい二つの白い女体が布団の上に絡み合っていた。
「いや!!」
 そう叫ぶと、女は胸を隠して背を丸めた。
「こ、これは……」
 目を逸らした伊織を、お竜は淫靡な笑みと共に見上げる。
「こちらは咲様とおっしゃって、少し前からあたしとはこんな仲なんですよ」
 強張った肩先を片手で撫でながら、お竜はきつく目を閉じた咲の顔を覗き込んだ。
「咲様には今あることをお手伝いいただいておりましてね、もし菊様にも一緒にお手伝いいただけるようなら、そのうち残り半金も差し上げようかと……」
 背けた顔の中で、伊織の目が輝きを増す。
「わかりました。それで、私に何をせよと……?」
 お竜は咲から片手を離すと、三十路女ざかりの裸身を伊織に向けた。
「そいつは、もう少しお互いに気心が知れないと……。どうです? 菊様もこちらにいらっしゃいませんか……?」
「い、いやです、そのような!!」
 咲の叫びを聞くと、お竜は一転して強く咲の肩口を掴んだ。
「もうあたしの言うことは断れないはずですよ、咲様」
 唇を噛んで押し黙った咲から、お竜は再び熱い眼差しを伊織に向ける。
「さあ、菊様。どうなさいます……?」
 お竜は咲との間に一人分の隙間を開けて伊織を見上げる。
「分かりました」
 情欲に燃えるお竜の目を見返しながら、伊織はゆっくりと自分の帯を緩め始めたのである。
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コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2017/06/08 07:49
    • これは前にも書いたと思いますが……
       女を誑(たら)す女は、江戸時代、実際にいたようです。
       わたしがこれを知ったのは、エロ小説ではなく、『半七捕物帳』。
       その『唐人飴』の中に、↓のような文章があります。
      ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
      本人は女のくせに女をだますのが上手。ただ口先でだますのでは無く、相手の女に関係をつけて本当の情婦(いろ)にしてしまうのです。こんにちではなんと云うか知りませんが、昔はそういう女を『男女(おめ)』とか『男女さん』とか云っていました。
      (中略)
      どういう手があるのか知りませんが、この『男女』に引っかかると、女はみんな夢中になること不思議で、小三津も文字吉に魂を奪われてしまって、持っている金も着物も片っ端から入れ揚げる。
      ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
       ↓『青空文庫』で読めます。
      http://www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/1019_15031.html
       『半七捕物帳』は、読んでてほんとうに文章修行になります。
       わたしは、感心した言い回しをパソコンに打ちこんでました。

    • ––––––
      2. 女女しいハーレクイン
    • 2017/06/08 17:43
    • 男女さん
       凄腕だったのはもちろんでしょうけど、自分でも楽しんでたんじゃないかなあ。つまり根っからの女好き。好きこそものの上手なれ、です。
      文章修行
       わたしは時々、他のサイトさんのエロ小説を読むかなあ、読むべきかなあと思うことがあります。無論、自分の書いた物がどの程度のものなのか比べたてみたいからですが、怖いので今のところ避けています。
       以前は結構読んでました。まあ(たぶん)そのおかげでここに巡り合ったわけですが、どこをどう辿ってか、は今となってはわかりません。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2017/06/08 20:01
    • 新潟弁では……
       「あなた」のことを、「おめさん」と云います。
       これはもちろん、「おまえさん」の訛りですが。
       わたしが、文章で感心したのは……。
       岡本綺堂と内田百閒です。
       岡本綺堂は、明確そのもの。
       この人は、コナン・ドイルの13歳年下で……。
       発表される『シャーロック・ホームズ』を、リアルタイムに原書で読んでたそうです。
       内田百閒の夢ものは、まさしく文章の魔術ですね。
       この人は、夏目漱石門下ですが……。
       文章だけなら、漱石よりうまいと思います。

    • ––––––
      4. 乱文乱筆?HQ
    • 2017/06/08 23:10
    • おめさん
       お前さん、ですかね。
       「お前」だけだと失礼だってんで、尊称?の「さん」を付けた、と。
      明確綺堂&魔術師百閒
       えらく気に入らはりましたな。
       わたしは近頃、誰彼構わず文章のアラ(粗)が気になるようになっちゃいました。無論、我が文章も、です。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2017/06/09 07:32
    • 文章のアラより魚のアラ
       わたしも、若いときには気になりました。
       そうなると、自分では書けなくなるんです。
       こういう状態を、眼高手低(がんこうしゅてい)と云います。

    • ––––––
      6. 眼光娘娘ハーレクイン
    • 2017/06/09 11:59
    •  ↑「がんこうにゃんにゃん」
        中国の眼の女神だそうです
        眼病に霊験あらたか(灼;こう書くそうです)
      魚のアラ……
       は粗、でしょうけど「アラ」という魚がいます(ホント)。
       で、誰でも思いつくギャグが「アラの粗」。
      【眼高手低】批評は上手だが実作は下手であること。
                              (広辞苑第六版)

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2017/06/09 19:43
    • 眼高手低
       この言葉は、吉行淳之介のエッセイで知りました。
       若いころ、氏もこれで苦しんだそうです。
       前にも書いたことですが、『Mikiko's Room』は……。
       吉行淳之介『娼婦の部屋』の英訳『In Akiko's Room』からいただきました。

    • ––––––
      8. 反省の色なしHQ
    • 2017/06/09 21:55
    • 苦悩淳之介
       まじめな方は違いますなあ。
       わたしは、他を批評する時と、自作を書くときはすっぱりと切り替えます。余計なことを考えてたら到底書けはしません。
      『In Akiko's Room』
       おお、そうでしたな。

    • ––––––
      9. Mikiko
    • 2017/06/10 07:54
    • 苦悩寺
       わたしは、同じ直喩表現が続かないようにだけ気をつけてます。
       「ように」「みたい」「ごとく」「めいた」「さながら」などを交互に使ってますね。
       エディタでは、直喩に色が付くよう設定してます。
       今、これを書いてるとき、上の「」内の文字は、すべて別の色で表示されてるのです。

    • ––––––
      10. 編集部員ハーレクイン
    • 2017/06/10 10:04
    • >色が付くように設定
       魔法としか思えません。
       でも、校正力は付かないじゃないですかね。

    • ––––––
      11. Mikiko
    • 2017/06/10 12:16
    • 人に校正を頼めないので……
       自分で発見しやすくする工夫をしてるのです。
       貴殿の文章は、時に“ように”が連続するので……。
       わたしのエディタでは、一面水色に見えることがあります。

    • ––––––
      12. ♪みずいろは~HQ
    • 2017/06/10 16:09
    •  ↑♪涙いろ~(あべ静江『みずいろの手紙』)
      ようにようにようにように
       になることは自覚しておりますが、なかなか治らない「ように」思えます。
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