2017.1.20(金)
水沢は、姉と母の間、テーブルの角に立つと、ワゴンに載った大きな盆をクロスの上に移した。
静かな所作だったが、垂れた乳房が僅かに揺れた。
表情は、家政婦そのものの落ち着きを保っていた。
口元はわずかに微笑んでいるが、その他の部位は、むしろ無表情に近かった。
しかし……。
水沢が決して無感情ではないことは、重力に抗えず垂れた乳房の先に顕れていた。
ブラックベリーに近い色彩の乳首が、猛々しく勃起しているのだ。
水沢は、生涯独身のはずだ。
経産婦ではないだろう。
しかし、その乳首は、明らかに独身女性のサイズを超えているように思えた。
体質的な特徴なのだろうか?
それもあるのかも知れないが……。
やはり、あのビデオでの独白にあったとおり、長年に渡って乳首を吸引される環境にあったからではないか。
それを吸い続けたのは、薫の母。
さらに……。
姉。
おそらく、薫も。
なぜなら、その膨れた乳首を見ると、胸苦しいほどの懐かしさを感じるのだ。
おそらく、赤ん坊のころからの習慣だったに違いない。
ここにいる3人は、すべて水沢の乳首を含んで育ったのだ。
その光景を想像すると、わたしの陰茎はこれ以上ないほどに猛り立った。
触った途端に射精しそうだった。
こんな状態で、どうすればいいのだ。
「それでは、始めてください」
始める?
何を始めると云うのだろう。
料理を前にしたら、食事を始めるしかないと思うが、姉も母も席に着こうとはしなかった。
銀色の大きな盆に盛られているのは、サラダだった。
シーザーサラダのようだ。
鮮やかな葉色のロメインレタス。
瑞々しいトマト。
ベーコンも散っている。
しかし、ドレッシングがかかっていなかった。
水沢の運んできたワゴンにも、ドレッシングらしい器は見当たらない。
「薫、いくわよ」
わたしは、その言葉の意味を求め、姉を戸惑いの目で見つめた。
しかし姉は、それに応えはしなかった。
代わりに……。
なんと、長大な陰茎を擦り始めたのだ。
わたしは動転した。
どう見てもそれは、オナニーだった。
ほかにどんな解釈も出来ない。
しかしここは、食堂だ。
しかも、母と弟、そして家政婦の前なのだ。
だが、誰ひとり、その行為をたしなめる者はいなかった。
静かな所作だったが、垂れた乳房が僅かに揺れた。
表情は、家政婦そのものの落ち着きを保っていた。
口元はわずかに微笑んでいるが、その他の部位は、むしろ無表情に近かった。
しかし……。
水沢が決して無感情ではないことは、重力に抗えず垂れた乳房の先に顕れていた。
ブラックベリーに近い色彩の乳首が、猛々しく勃起しているのだ。
水沢は、生涯独身のはずだ。
経産婦ではないだろう。
しかし、その乳首は、明らかに独身女性のサイズを超えているように思えた。
体質的な特徴なのだろうか?
それもあるのかも知れないが……。
やはり、あのビデオでの独白にあったとおり、長年に渡って乳首を吸引される環境にあったからではないか。
それを吸い続けたのは、薫の母。
さらに……。
姉。
おそらく、薫も。
なぜなら、その膨れた乳首を見ると、胸苦しいほどの懐かしさを感じるのだ。
おそらく、赤ん坊のころからの習慣だったに違いない。
ここにいる3人は、すべて水沢の乳首を含んで育ったのだ。
その光景を想像すると、わたしの陰茎はこれ以上ないほどに猛り立った。
触った途端に射精しそうだった。
こんな状態で、どうすればいいのだ。
「それでは、始めてください」
始める?
何を始めると云うのだろう。
料理を前にしたら、食事を始めるしかないと思うが、姉も母も席に着こうとはしなかった。
銀色の大きな盆に盛られているのは、サラダだった。
シーザーサラダのようだ。
鮮やかな葉色のロメインレタス。
瑞々しいトマト。
ベーコンも散っている。
しかし、ドレッシングがかかっていなかった。
水沢の運んできたワゴンにも、ドレッシングらしい器は見当たらない。
「薫、いくわよ」
わたしは、その言葉の意味を求め、姉を戸惑いの目で見つめた。
しかし姉は、それに応えはしなかった。
代わりに……。
なんと、長大な陰茎を擦り始めたのだ。
わたしは動転した。
どう見てもそれは、オナニーだった。
ほかにどんな解釈も出来ない。
しかしここは、食堂だ。
しかも、母と弟、そして家政婦の前なのだ。
だが、誰ひとり、その行為をたしなめる者はいなかった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2017/01/20 07:56
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今日は大寒
冬は半分を過ぎましたが、今日が寒さの底ではありません。
一番寒くなるのは、これから。
立春の前日、節分が寒さの底になります。
週末、また寒波が来そうです。
大寒という、かなりエポックな節気ですが……。
不思議と、ポピュラーな俳句がありません。
●大寒や転びて諸手つく悲しさ(西東三鬼)
こちらは、晴れたため道路が凍ってるようです。
除雪車が通ったので、自転車で行けるかと思ったのですが……。
止めておきます。
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2. ユリウスカエサルHQ- 2017/01/20 11:10
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シーザーサラダ
ロメインレタス(知らぬ)の上に、ニンニク、塩、コショウ、レモン汁、オリーブオイルから作られるシーザードレッシングに、削りおろしたパルメザンチーズとクルトンをトッピングして仕上げる(ちょっと愛想なしだね)。
現在では、ボリュームを出すために、グリルした鶏の胸肉、エビ、ステーキ、サーモンなどをトッピングすることも多い(そらせやろ)。
ジュリアス・シーザーとは無関係。考案した料理人さん(メキシカン)の名前だそうです
>道路が凍ってる……
凍結に気付かず、のスリップ事故が多発しているようです。
自転車などとんでもない、止めて正解でしょうね。
こちら、夜にまた雪だとか。
♪ゆきでござんす
ヒュルルルルルルン
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3. Mikiko- 2017/01/20 19:45
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シーザーサラダ
実は、食したことがござらん。
かっこいい名前のサラダを探してたらヒットしたのです。
新潟駅からは、道路が乾いてたようだったので、自転車に乗りました。
でも、橋の上が凍ってて、怖い思いをしました。
昔、自転車では、石段を転げ落ちたことがあります。
石段の中央部がスロープになっていて、そこに自転車を載せて、押して降りる仕組みなのですが……。
わたしは、乗ったままスロープを降りようとして、踏み外しました。
痛いより、恥ずかしかったです。
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4. 『凍える牙』HQ- 2017/01/20 21:01
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↑乃南アサの傑作
凍る橋
柳都大橋だっけ。
いや、萬代橋だったか。
どっちにしても河口近く。吹きっ曝しなんだから凍ってるのは当たり前。危ないことはやめましょう。
わたしんちの近くの橋。ほんの10メートルくらいのしょぼい橋なんですがよく凍ります。この季節、橋のたもとには凍結防止剤が袋ごと置いてありますが、誰が撒くんだろうね。やはり市役所の職員? あ、国交省かな。
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5. Mikiko- 2017/01/21 08:01
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塩を撒く人
その橋が国道なら国交省、府道なら大阪府、市道なら高槻市になりますが……。
橋の維持管理は、業者に発注してあるでしょうね。
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6. 雪は降らないHQ- 2017/01/21 10:35
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♪雪は降る~
その橋から少し京都方面に行く(道は国道)と、京都に入ります(♪あたりまえ~)。いくらも距離はありません。
で、数日前にその府境のすぐ京都側で雪が降ったんですが、こちらは晴天。間に山など無く、平地繋がりなんですけどね。
「♪なんでだろー」と皆で言い合ったものです。
話はそれだけ。どんとはらい。
ところで……「塩を撒く人」って、なんのパクリ?
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7. Mikiko- 2017/01/21 12:34
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かつて、大相撲がイギリス公演をしたとき……
水戸泉は、“ソルトシェイカー”と呼ばれたそうです。
どんとはらい。
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8. ハゲ泉ハーレクイン- 2017/01/21 15:48
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水戸泉
現錦戸親方ですね。涙の平幕優勝は有名です。
一時期スキンヘッドにしていましたが、これは禿に悩まされてのことだそうで、今は伸ばしているようです。
女将さんは、22歳年下のソプラノ歌手、小野友葵子(ゆきこ)。美人です。
お相撲さんの奥さんって、美人が多いよね、なんでだろー。いわゆる、美女と野獣?