2016.12.13(火)
道代は、掛けられた志摩子の言葉に答えようとした。
だが、言葉は出なかった。道代の口は、唇は、知らぬ間にカサカサに乾いていた。
道代は、数歩先行する志摩子の後に随おうとした。だが、その足は動かなかった。
道代の足元は下駄に素足。
その道代の足指は、下駄の台をしっかりと捉えている。いや、台に喰い込んでいる。道代の両足指の第一指は、下駄の台を突き抜けて地面に喰い込もうかというほどの力で下駄の台を踏みしめていた。道代の全身の力は、十本の両足指のうち最も太い二本、左右の第一指に集中していた。道代は、渾身萬力で左右の下駄の台を踏んでいた。いや、下駄を介して大地を踏みしめていた。それは、わが身をこの場に縫い付け、一歩も動くものか、という無意識の表れだったろうか。
踏まれた下駄の台は、道代の足指に反発する。そして、下駄の鼻緒は道代の足に喰い込む。道代の足先は血の気を失い、蒼白になっていた。それでも道代は動かなかった。いや、動けなかった。道代は、全身でこの先の径に踏み込むことを拒絶していた。
「どないしたん、道」
只事とも思えない道代の様子に、数歩、先行していた志摩子は再び道代に声を掛ける。声を掛けながら道代の傍らにまで歩みを戻した。
道代は、声を返すことができないでいた。常の道代なら、志摩子の声掛けには即座に反応する。その道代が、一言の返答も出来ないでいた。道代の口内は乾ききり、舌はその直上、硬口蓋(こうこうがい)にへばり付いていた。普段は唾液に濡れ、滑らかに動く舌。自在に開閉し、言葉を紡ぎ出す上下の唇。道代のその舌と唇は、何者かの針と糸により、縫い合わされたかのように固く閉ざされていた。
道代の両頬は青ざめたように見えた。それは、道代の内心を表しているのか、それとも径の両側に林立する無数の竹の影のせいなのだろうか。
「これ、道。道、て……」
道代の傍らにまで歩みを戻した志摩子は、正面から道代の両肩に手を掛けた。
志摩子は、道代の顔を下からすくい上げる様に覗き込んだ。
「あんた、道……。どないしたんえ、震えとるんか?」
「へ、へえ……。いえ」
「あんた。顔色、真っ青やないの」
「すんまへん。だい、じょうぶどす」
「大丈夫て、あんた……」
志摩子は片手を道代の肩から外した。その手を、血の気を無くした道代の頬に触れる。志摩子の指先に伝わる道代の頬の感触は冷たく、そして小刻みに震えていた。
「さぶいんか? 道」
「へえ、いえ。そういうわけや……」
志摩子は手を引き、自らの胸元に両手を掛けた。
「よっしゃ、道。うちの道行、貸したるわ」
とたんに、道代の背筋が伸びた。震えも止まったように見える。答える道代の口調はしっかりしたものだった。
「なに、ゆ(言)わはりますのん、姐さん。そないなこと、でけるわけないやおへんか」
(あんたは自分の着てるもん、みいんな脱いであの子に着せるんや)
道代の耳に声が響いた。
置き屋の女将、辰巳としの声、叱咤だった。
(わかっとります)
(承知しとります、お母〔かあ〕はん)
(うちの使命は、姐さんを守る)
(そのうちがこないな〔このような〕……)
「すんまへん、姐さん。もう、大丈夫どす」
志摩子は改めて道代の両肩に両の手を置いた。顔を寄せ、確かめるように道代の顔を覗き込む。志摩子の目には、道代の両頬にうっすらと赤みが差してきたように思えた。
「ほう(そう)……か」
志摩子は道代を抱いたまま振り向いて、数歩先行する秀男を見やった。
秀男が声を掛けてきた。
「大丈夫でっか、姐さん」
志摩子に先んじて、道代が返答した。
「すんまへん、秀はん。大丈夫どす」
秀男は一瞬ためらったが、軽く頷いた。
「ほな……行きまひょか」
秀男は、志摩子にとも道代にともつかない言葉を掛け、体を返した。改めて径の奥、無数の竹群れの只中に歩み始めた。
志摩子も体を返し、道代の背に片手を当てた。軽く前に押し出す。
道代は、志摩子の手に押され、ふらりと一歩踏み出した。そのまま二歩、三歩……。道代の足は、さほどぶれることもなく、しっかりと歩みを進めた。
そのまま二人は、道代が先、志摩子が後になって竹林の奥に歩み入った。
先行する秀男、あとに続く道代と志摩子。主従三人は、薄暗い竹群れの中の径を、ゆっくりと歩んで行った。
(はあー、こないな〔このような〕……)
道代の心中に、少し余裕のようなものが生まれた。辿る径の左右に目を遣る。
径自体は土の道である。その左右には竹林。径と竹林は、石垣と垣根で仕切られていた。石垣は低い。人の膝の高さほどしかあるまい。その上に、人の背丈ほどの高さの竹の支柱を等間隔に幾本も立て、その支柱を結んで水平方向に、長く長く、どこまでも竹の横木が伸びていた。横木は二本。一本は人の胸の高さ、他の一本は腰の高さ。無数の支柱と二本の横木が、垣根の骨格を成している。支柱と横木に、細い枯れ木がぎっしりと結び付けられ、どこまでもどこまでも、竹林の径の両側を奥へ奥へと延びていた。
そして、左右の垣根の両奥には、果てしなく連なり、重なり、視線を遮る無数の竹叢……。
水平方向への視界はすべて竹。先は見通せない。見上げれば……竹の葉叢を通して、かすかに冬の青空が覗けていた。
(あ、あかん)
ようやく落ち着いた道代は、歩みを進めながら気付いた。道代の前を歩くのは秀男だけ。志摩子の姿は見えない。
志摩子は相変わらず道代の背に手を当て、道代を前に軽く押しやるように、道代の後を追い随うように歩んでいた。
道代は、慌てて歩みを止め体を開いた。背後の志摩子を見やる。同じように歩みを止めた志摩子に声を掛けた。
「す、すんまへん、姐さん」
志摩子は、柔らかく返した。
「なんやのん、道。どないしたん」
「い、いえ、あの」
「なんやいな」
道代は、志摩子に向かい深々と頭を下げた。
「すんまへん、姐さん。姐さん後ろに置いて、うち……」
志摩子は不得要領な応答を返す。
「へ?」
「すんまへん! 姐さん。どうぞ、先に……先に、おいきやして」
志摩子はようやく腑に落ちたようだ。
(そういうことかいな)
(かいらし〔可愛らしい〕子ぉやなあ)
「わかったわかった。道」
「へえ」
「ほな、いくえ〔行きますよ〕、道」
「へえ! 姐さん」
志摩子は、径の先に待つ秀男に向き直った。道代を後に残し、秀男に歩み寄る。
道代は、すかさず小走りに志摩子を追った。
コメント一覧
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1. 竹取のじじいHQ- 2016/12/13 09:54
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とざい!東西~
HQハーレクイン、ごあいさつ申し上げます。
今般、またも又もの入院騒ぎ。まことに痛恨の極みですが、今回は以前のような不祥事!?というわけではなく、純然たる病気ですので、ある意味おお威張り(おい)。
しかし、ご愛読いただいています皆々様方にはまことにご迷惑をおかけ致しました。つごう5回の休載をいただきました『アイリスの匣』、再開でございます。
少し、物語を振り返っておきましょう。
主人公のあやめはほったらかし。傍役、と云いますか敵役の小まめの志摩子。あやめの勤め先、料亭『花よ志』の女将、竹田志摩子の一代記?を現在追いかけております。
なぜにわざわざ敵役にスポットを当てる? と申しますと、これが非常に重要なんですね。これまで、小出しにしてまいりました「志摩子の恨み」。竹田志摩子の「東中あやめに対する殺したいほどの恨み」。
これです。この恨みが、物語全体のクライマックスに繋がるわけです。
そのための、現在の志摩子一代記ですが、舞台は祇園を離れ、京の北西部。超有名な観光地、と申し上げてよろしいでしょう、嵐山・嵯峨野に来ております。現在の登場人物は同行三人? 小まめの志摩子に付き人の道代。それに案内役の秀男です。
で、具体的な現場は、嵯峨野と来れば真っ先にここ。これも知らぬ人とていない、嵯峨野は『竹林の道』を辿る三人です(管理人さん、画像UPありがとー)。
この道の行く先には何が待っているのでしょうか。付き人道代は何やら不気味な予感を感じているのか、ビビりまくっておりますが、「志摩子の恨み」を含め、全ては次回以降のお楽しみ。
それでは長らくお待たせいたしました(誰も待ってへんって)。長編変態舞妓料理小説(なんじゃあ?)『アイリスの匣』。再開でございます。
作者敬白
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2. Mikiko- 2016/12/13 19:59
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竹林の道
外人観光客に絶大な人気スポットのようです。
竹の分布は、アジアに限られるので……。
欧米人では、見たことが無い人がほとんど。
竹しか見えないような『竹林の道』には、異様な勧興を覚えるようです。
しかし、あの道、どこが管理してるんでしょうね。
やっぱり、京都市ですかね?
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3. 妄想竹ハーレクイン- 2016/12/13 22:07
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竹林管理
少し調べましたが、よくわかりませんでした(頼んないやっちゃ)。
管理者に触れておられるサイトさんもありましたが、「……ではないか」ということで断定されていません。
それによりますと「竹林に隣接する『天龍寺』『野宮神社』『大河内山荘』などの寺社ではないかと思われます」。さらに「『京都市』や『観光協会』なども関わっているのでは」。
要するに「ようわからん」ということのようです。
以前お伝えしましたが、入院前にわたしが調査に行った時は、恐ろしい人出でした。で「こらあかん。冬場に寒(さむ)なったら、もっぺん(も一度)来るか」と思いましたが、某観光案内によりますと、竹林の径は「春夏秋冬、四季折々のよさがあります」何ぞと、のたまわっております。
こらあかん。いつ行こうが「ゆっくり、そぞろ歩き」なんて雰囲気は、夢のまた夢なのかもしれません。
小まめの志摩子一行が訪れた竹林の径は「三人以外に人っ子一人いない」という設定です。まあ、彼らの時代は戦後すぐ、ということですから「さもありなん」ということで、お許し願いましょう。
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4. Mikiko- 2016/12/14 07:37
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そもそも……
あの竹が生えてる土地は、誰の持ち物なんですかね?
基本的に、維持管理は、その所有者が行うことになるでしょう。
公共の土地とは、ちょっと考えられませんね。
やっぱり、寺社地なんですかね。
『竹林の道』。
おすすめは、早朝だそうです。
言っちゃなんですが、不便なところでしょうからね。
やはり、夜明けの早い初夏、嵯峨野に取った宿から出かけるしかないでしょう。
同じことを考えるカメラマンは、大勢いると思いますが。
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5. 500円でしたか、- 2016/12/14 11:57
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地主
管理者がわからないのに、土地所有者は余計にわかりません。
天龍寺、という可能性が高いかな。
不便……
というほどでもありません。
嵐電嵐山駅、JR嵯峨駅から歩いて10~15分というところです。
嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵯峨駅だと、駅前からすぐ、です。
ただ、市内中心部からこれらの駅までは20~30分かかりますし、列車の時刻にもよりますが「早朝」ということになりますと難しいですかね。
写真撮影
人の写らない撮影は、近景はともかく、遠景の場合不可能です。
早朝もどうかな。
いっそ真夜中はどうでしょう。
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6. Mikiko- 2016/12/14 19:47
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所有者
↓『嵯峨嵐山における竹林景観の実態と景観保全施策に関する研究』という論文を見つけました。
http://ci.nii.ac.jp/els/110006655680.pdf?id=ART0008672497&type=pdf&lang=en&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1481698187&cp=
その中に、↓の文章がありました。
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重点調査範囲内は歴史的風土保存区域あるいは歴史的風土特別保存地区に指定されており、景観保全上重要な部分と認識されている。歴史的風土特別保存地区の土地所有者が指定区域の土地を売ることを希望している場合、費用の7割を国の負但、3割を市の負担により買い入れるという制度に基づいて、京都市(担当:都市計画局都市景観部風致保全課)では、1967年以降、徐々にこの地区内の買い取り要請のあった私有地を購入しており、2003年までに199haを所有している。この中には景観上重要な嵯峨嵐山の竹林も含まれている。
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どうやら今では、ほとんどが京都市の所有のようです。
珍竹林撮影。
京都で一番夜明けが早いのは、夏至のころだと、4時42分くらい。
4時ころから頑張ってれば、人のいない瞬間はあるでしょう。
直線じゃなくて、先がカーブしてるところが狙い目ですね。
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7. 竹林の七賢HQ- 2016/12/14 23:04
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『嵯峨嵐山における竹林景観の実態と景観保全施策に関する研究』
わたしも見つけましたが、読む気はせんのですっ飛ばしました。
読んだんですか、それは大儀。
で、今の地主は京都市ですか。
ということは、それまではやはり、嵯峨・嵐山の寺社仏閣の私有地だったということでしょうね。
カメラマン
皆、同じようなことを考えるんじゃないかなあ。朝4時と云っても満員だったりして。やはり狙いは冬場かな。
径はカーブしてますし、坂も結構あります。問題は……そのあたりよく覚えていないんだよね。書けるかなあ“アイリスの径”。
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8. Mikiko- 2016/12/15 07:48
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冬
問題は、夜明けが遅いことですね。
7:00くらいになります。
撮影チャンスは、短くなってしまうでしょう。
寒くて、シャッター押せるんですかね。
『竹林の道』なら、youtubeに動画がたくさんあると思います。
それを見れば、記憶が甦るんでないの。
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9. しょんべん垂れHQ- 2016/12/15 17:16
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想い出の竹林
歩きながらずっと考えていたことは……「おしっこしたい」でした。
道端の案内板を見ると、公衆トイレは何か所かあるんですが、いずれも竹林の径からは外れた場所。まさか竹林に踏み込んで立ちション、というわけにもいきませんし……(逮捕されるぞ)。
わたしの出発点はJR嵯峨嵐山駅。ゴールは嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵐山駅。まさか駅にはトイレがあるはず。ゴールを目指してひたすら先を急ぎました。
ということで、肝心の径の様子は曖昧模糊としております。
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10. Mikiko- 2016/12/15 19:57
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トイレを訴える幼児が……
お母さんに、こう↓叱られてるのが聞こえるようです。
「なんで、嵯峨嵐山駅でしておかなかったの!」
いい手がありました。
落ちてる竹を拾い、尿筒にすればいいんです。
あ、節が抜いてないか。
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11. 村雨の露ハーレクイン- 2016/12/15 21:45
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道端の少し引っ込んだ場所に……
百人一首の幾首かを刻んだ石碑を立ててある場所がありました。そんなに古いものではありませんでしたから、さほどいわれのあるものでもないのでしょう。
歌も、特に嵯峨・嵐山に関わるもの、というわけでもなかったです。一つずつ写真に撮りましたのでご紹介しましょう。
●花さそふあらしの庭の雪ならでふりゆくものは我が身なりけり
●来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ
●風そよぐならの小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける
立ちションをしようと思って道端にそれ、見つけたんですね。もう一首あったんですが、達筆なので読めませんでした。
で、ここで気付きました。上記三首。百人一首のそれぞれ96、97、98番なんですね。うーん、どういうことだろう。
おしっこは、出来ませんでした。
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12. Mikiko- 2016/12/16 07:32
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百人一首
藤原定家が、嵯峨野に小倉山荘を造営し、そこで小倉百人一首を撰んだそうです。
↓『百人一首歌碑巡り』の地図。
http://kyo10-1.main.jp/hyakunin/index2.html
公衆トイレの場所もわかります。
↓96~98番は野々宮地区にありました。
http://kyo10-1.main.jp/hyakunin/nonomiya.html
残念ながら、近くにトイレは無かったようです。
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13. をとめの姿HQ- 2016/12/16 12:25
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↑しばしとどめむ
『百人一首歌碑巡り』
ははあ、そんなのあったんですか、知りませんでした。
それで連番?になってたわけですか。
巡り地図をざっと見ましたが、これで嵯峨・嵐山のおいしそうなところはほとんど見られそうです。ただ、ゆっくり見ていたら、一日かけても回り切れないかもしれません。
野々宮地区
野宮(ののみや)神社が径沿いにあるのが地区名の由来でしょうか。
この神社、「縁結び」がウリのようですが、もとは斎王が伊勢に赴任するに際し潔斎を行った場所だとか。
ここでトイレを借りられるわきゃなかったですね。
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14. 手羽崎鶏造- 2016/12/16 15:26
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連載再開おめでとうございます。
百人一首・選者定家の歌がなぜ97番目か?
これは未だ解き明かされていないようです。
林直道先生は大阪の経済学者なのですが、専門外の
著書「百人一首の秘密」でこの謎に迫っておられます。
京に居た定家がこの時代、なぜ淡路島の「藻塩を焼く」
営為をも知っておったのかも私には驚きです。
話はコロッと変わりますが、日本国憲法の97条と
いうのはとても重要な条文で、某政権与党の憲法改正案
には見事にこの条項が抜け落ちていることも見逃せません。
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15. Mikiko- 2016/12/16 19:48
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ハーレクインさん&手羽崎鶏造さん
> ハーレクインさん
ゆっくり見ていたら、トイレが間に合わないんでないの?
観光客が押し寄せてるんだから、京都市はトイレも整備しなきゃなりませんね。
トイレと云えば……。
わたしが一番心配したのは、韓国のデモ。
二十何万人とかなんでしょ。
トイレ、どうしてたんですかね?
> 手羽崎鶏造さん
憲法97条の条文は、11条とほぼ重複してます。
日本国憲法草案の作成を指揮したのは、GHQの民政局長。
97条は、この局長自らの起案だったため……。
11条と重複するにもかかわらず、GHQがムリヤリ残させたようです。
このように、日本国憲法は、決して『聖書』ではありません。
一字一句たりとも変えてはならんと言う主張の方もおられるようですが……。
一種の狂信者としか思えません。
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16. 淡路島通ふ千鳥のHQ- 2016/12/16 22:33
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↑鳴く声に……
手羽崎鶏造さん&Mikikoさん
>手羽崎鶏造さん
有難うございます。管理人さんの叱咤激励もあり、ようやく再開できました。
ただ、次回以降の見通しは全く立っておりません。まことに困ったちゃん状態です。この「嵯峨野の場」さえ乗り切れば、長々と続けてまいりました『アイリス』も、ようやく完結のめどが立つのですが……。
今後もご贔屓賜りますよう、お願い申し上げます。
わたしが定家なら……100番にしますがねえ。
>Mikikoさん
人の集まるところトイレ問題あり。
竹林の道沿いに、公衆トイレが一つもないというのは大問題です。観光客の一人や二人は、竹林に踏み込んでおしっこしているとわたしは睨んでいます。あそこなら、女性でもできます。
韓国はもっと寒いからなあ。携帯トイレ持参でデモ参加じゃないですかね。
しかし「弾劾」の意味を知らない日本のテレビリポーターがいたのには、ひっくり返りました。読み方は(たぶん事前に教わって)知っていたようですが。
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17. Mikiko- 2016/12/17 07:33
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変竹林
竹林に踏みこむったって、道沿いに垣根が巡らされてるじゃないですか。
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18. ♪かきねのHQ- 2016/12/17 10:30
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↑♪かきねのまがりかど
踏み込み禁止
結構あちこちに隙間が開いてるんですよ、垣根。ただ、あれだけの人出。見つからないように、は不可能かもしれません。
それより、天龍寺と野宮神社。公衆トイレはありませんが、ここの境内から踏み込めます。もちろん、見つからないようこっそりと、ですが。
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19. Mikiko- 2016/12/17 18:27
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庵(いおり)風のトイレなら……
景観を損なわずに設置できるでしょう。
でも、バキュームカーは来れませんから、下水道の整備が先ですね。
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20. 汲み取り屋HQ- 2016/12/17 21:55
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バキュームカー
来れますよ。
意外に思われるでしょうが、竹林の道は車走行可能です。道幅はまあいっぱいいっぱいですが。
道沿いに天龍寺の北門(裏門)があるのはお伝えしたと思いますが、同様に、通用門みたいなのがあります。出入口は道からほんの少し引っ込んでいて車寄せみたいになっています。で、扉は観音開きの結構大きい木製。
この扉の前、つまり車寄せの石垣に座り込んで、少し休んでいたんですね、わたし。そしたら、その扉が中から開いて、出てきたのが結構デカい単車(車種不明、ライダーはおっさん)。続いて出てきたのが真っ赤な外車(四輪、車種不明、ドライバーはまあ若い女性)。この2台、道に溢れかえる観光客をかき分けて、竹林の道を走って行きました。
ただ、道交法上走行可能なのか、それとも件の車が特別に許可を取っているのか、そのあたりはわかりません。でも、あれだけどでかい天龍寺、車が使えないと大変でしょう。
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21. Mikiko- 2016/12/18 07:45
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なるほど
竹林が京都市の所有なら、竹林の道も市道なのでしょうね。
単車は、観光客かきわけ用の先導車じゃないですか。
女性は、住職の娘ですかね。
拝観料で儲けてますからね。
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22. ヴォルガの舟歌HQ- 2016/12/18 10:03
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↑エイコラ エイコラ
もひとつエイコラ
住職の娘
なんか、そそるね。
『大尉の娘』はプーシキン。プーチンじゃないよ。