2016.12.5(月)
「まだあるんですか?」
「何が?」
「生理」
「失礼ね。
まだ、バリバリの現役よ。
妊娠してみせようか。
そうだ!
山中くんにしよう。
これだけのイケメン、芸能人でもいないわよ。
山中くんの子供なら、わたしと割っても、十分可愛いから」
「まさか、結婚しようってわけじゃないですよね」
「そこまで厚かましくないわ。
長いこと独り身で勤めあげたから、蓄えもあるし……。
女として、子供を産んで育てるってのもいいかも。
看護師の資格持ってれば、いつでも職場復帰できるしね」
「そんなツルマンで、産婦人科行くんですか?」
「いいじゃないの。
あー、興奮してきた。
股を広げて、調べられるのよね」
「産婦人科で見てきたでしょ」
「ほんとに濡らしてる女、いたもの。
股、おっぴろげながら」
師長は両膝を割り、ガニ股の姿勢を取った。
股間に両手を添え、陰唇を開く。
「コマネチですか?」
「古いわね、あんたも。
どう?
山中くん、わたしの綺麗?」
「口裂け女ですか」
「股裂け女よ」
「自分で言ってれば世話ないわ」
「あー、この格好で夜の街を歩いたら、どんなに気持ちいいでしょうね」
「出会った人、卒倒しちゃいますよ」
「そしたら、もちろん頂いちゃうわ。
その場で」
「新しい都市伝説ですね。
恐怖、股裂け女。
通行人から、次々と精を絞り取る。
これで、AV撮れるかも」
「そのときは主演させてね。
あ、ここでリハーサルしようか。
山中くんは、股裂け女に出会って失神しちゃった、可哀想な高校生。
いい?
失神してるんだから、動いちゃダメよ」
言うなり師長は、ベッドに飛び乗って来た。
蜘蛛のような身軽さだった。
「まずは、味見から」
「何が?」
「生理」
「失礼ね。
まだ、バリバリの現役よ。
妊娠してみせようか。
そうだ!
山中くんにしよう。
これだけのイケメン、芸能人でもいないわよ。
山中くんの子供なら、わたしと割っても、十分可愛いから」
「まさか、結婚しようってわけじゃないですよね」
「そこまで厚かましくないわ。
長いこと独り身で勤めあげたから、蓄えもあるし……。
女として、子供を産んで育てるってのもいいかも。
看護師の資格持ってれば、いつでも職場復帰できるしね」
「そんなツルマンで、産婦人科行くんですか?」
「いいじゃないの。
あー、興奮してきた。
股を広げて、調べられるのよね」
「産婦人科で見てきたでしょ」
「ほんとに濡らしてる女、いたもの。
股、おっぴろげながら」
師長は両膝を割り、ガニ股の姿勢を取った。
股間に両手を添え、陰唇を開く。
「コマネチですか?」
「古いわね、あんたも。
どう?
山中くん、わたしの綺麗?」
「口裂け女ですか」
「股裂け女よ」
「自分で言ってれば世話ないわ」
「あー、この格好で夜の街を歩いたら、どんなに気持ちいいでしょうね」
「出会った人、卒倒しちゃいますよ」
「そしたら、もちろん頂いちゃうわ。
その場で」
「新しい都市伝説ですね。
恐怖、股裂け女。
通行人から、次々と精を絞り取る。
これで、AV撮れるかも」
「そのときは主演させてね。
あ、ここでリハーサルしようか。
山中くんは、股裂け女に出会って失神しちゃった、可哀想な高校生。
いい?
失神してるんだから、動いちゃダメよ」
言うなり師長は、ベッドに飛び乗って来た。
蜘蛛のような身軽さだった。
「まずは、味見から」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2016/12/05 07:32
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留萌線の……
『留萌駅』と『増毛駅』間が、きのう廃止されました。
本格的な冬を迎える前の廃止は、除雪費の削減が目的じゃないでしょうか。
運行本数が少ないから、線路に雪が積もってしまうんじゃないですか。
廃止後は、バスに転換するようです。
バスなら、道路の除雪は、自治体の仕事になります。
費用的に、ぜんぜん違うでしょうね。
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2. ♪お涙ちょうだいHQ- 2016/12/05 18:10
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↑♪ありがとう(あがた森魚『赤色エレジー』)
コマネチ
言わずと知れた「白い妖精」、ルーマニアの元体操選手ナディア・コマネチ……じゃなくて、この場合、ビートたけしのギャグ。「コマネチ!」。
で……、師長!
恐怖の蜘蛛女、ですかい。
JR北海道留萌本線
起点 深川駅。
終点 増毛駅。
路線総延長66.8㎞のうち、今回廃止されたのは、留萌(途中駅)-増毛(終点駅)間16.7㎞です。単純計算で、路線の25%の廃止、ということになりますが、いわば末端部分の廃止、ということで「お荷物部分の切り捨て」というのが実態でしょうね。
この調子で、少しずつ少しずつ、JR北海道は衰退していくのでしょうか。
ニュースやネットでさんざんやっていますから今更、なんですが書いておきましょう。
終点の増毛駅。
高倉健主演映画『駅STATION』の舞台の一つになった駅です。駅舎に加え、駅前の雑貨店もそのまま登場します。
この映画、わたしは3回ほど見ました。こんなこと言うと叱られるでしょうけど、典型的な「お涙ちょうだい」映画です。が、名作には違いありません。
作中挿入歌、八代亜紀姐さんの『舟歌』が絶品です。
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3. Mikiko- 2016/12/05 19:54
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『舟歌』
わたしは猫舌ですが……。
温めの燗は、ぜったいに許せん。
手刀で徳利を叩き割りたくなります。
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4. 冷(ひや)でええHQ- 2016/12/05 22:02
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♪お酒はぬるめの燗がいい……
猫舌なんだろ。
熱燗につけたって、盃に注いでやや置き、さあ飲むか、の頃には温燗になってるんじゃないの。
以下、映画『駅STATION』の一シーンです。
駅前のうら寂れた居酒屋。
店内には客の健さんと、暮らしに疲れた風情の女将、倍賞千恵子。
二人はカウンターに並んで掛け、酌み交わす。
時は大晦日の夜半。
店内のテレビに映るNHK紅白歌合戦。
見入る二人。
女将は客にもたれ掛かり、客は背後から軽く支える。
二人は無言。
テレビから流れる『舟歌』。
歌うはもちろん八代亜紀。
♪女は無口なひとがいい 灯りはぼんやり灯りゃいい……
ここで映像は店内から屋外に切り替わる。
ほの暗い海と空。
激しく吹き過ぎる北の海風。
風に向かい、あおられ、鳴き交わしながら飛ぶ無数のカモメ……。
重なる、八代亜紀の絶唱。
♪しみじみ飲めばしみじみと 思い出だけが行き過ぎる……
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5. Mikiko- 2016/12/06 07:21
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熱燗なら……
冷まして、程良い温度まで飲めるではないか。
最初からぬる燗では、温度をあげることは出来ません。
こちら本日、雷雨です。
朝から、ゴロゴロと雷が鳴ってます。
「雪下ろしの雷」というヤツですね。
北の海辺には、ハタハタ(雷魚)が来てるでしょうね。
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6. ♪毎日吹雪吹雪HQ- 2016/12/06 12:32
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↑(井上陽水『氷の世界』)
雪下ろしの雷
これは懐かしい。
そう、確か12月頃からでしたかねえ、雷。
で、風、雨、雪、なにも降らなくても曇り。
陽はめったに射さない、というのが春まで続きました。
ハタハタ
雷魚ですか。
「鱩」とも書くそうです。タラ(鱈)と間違えそうですね。
こちら、今日はどっピーカン。
風はあります。気温も低めですが穏やかな冬日です。
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7. Mikiko- 2016/12/06 19:42
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日本中が同じ天気なら……
さほど苦には思わないのでしょうが。
晴れてるところがあるかと思うと、腹立たしさが募ります。
太平洋側に大雪のニュースは、ほんとに嬉しいです。
わくわくしながら見ます。
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8. ♪雪ぃは降るぅ~HQ- 2016/12/06 22:22
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↑(アダモ『雪が降る』)
腹立たしい晴れ
ああ、やはり。
以前から、そうじゃないかなあと思ってたんですよ。
そのあたり、本音をうかがえて欣快の至りです。
毎日の雪、お見舞い申し上げます。
関東はいざ知らず、こちらで目立つほど雪が積もったのは、わたしが高校を受験するの朝のことくらいでしょうか。もちろん、生まれる前のことは知りませんが。