2016.11.11(金)
さて、『江戸東京たてもの園』で撮った写真は、以上ですべてでした。
なんと、センターゾーンでは、『西川家別邸』と『高橋是清邸』しか撮ってませんでした。
どうやら限界で、あとは省略したようです。
センターゾーンの残りの建物は……。
例によって、パンフレットと拝借画像でご紹介することにします。
↓まず最初は、こちら。
人家ではないのは、ひと目でわかります。
『旧自証院霊屋(きゅうじしょういんおたまや)』です。
↓パンフレットの説明書き。
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尾張藩主徳川光友の正室千代姫が、その母お振の方(三代将軍徳川家光の側室)を供養するために建立した霊屋です。
この建物は東京都の文化財指定を受けています。
【新宿区富久町/1652(慶安5)年】※東京都指定有形文化財
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↓新宿区富久町は、このあたり。
↓地図を拡大してみましょう。
なんと、自証院がまだありました。
自証院は、お振の方の法名だそうです。
お振の方が亡くなったのは、1640(寛永17)年。
当初は、新宿区榎町の法常寺に葬られたそうですが……。
1652(慶安5)年、自証院に建てられた霊屋に改葬されたとか。
なぜその霊屋が『江戸東京たてもの園』に移築されたのか……。
その際、お振の方の御霊がどちらに移られたのか、ざっと調べただけではわかりませんでした。
ま、おそらく、お寺自らが管理していくのは、難しくなったんでしょうね。
なにしろ、この霊屋は江戸城や日光東照宮を手掛けた大工の作だそうです。
その補修を、近所の工務店に頼むわけにはいきませんから。
話は変わりますが、現在、お寺の修繕費用がなかなか集まらず、大変なようです。
そういった費用は、檀家に寄付を募ることになります。
寄付と云っても、1,000円とかのレベルの話ではありません。
数万単位、ヘタすれば、10万とかになります。
問題は、檀家が代替わりしてること。
昔の檀家であれば、そういったお金が必要になることを見越して……。
別に積み立てて置いたりしたものです。
でも、代替わりした若手は、そんなことしてません。
「何で、寺に10万も取られにゃならんのだ」となります。
何とかと頼みこめば、「そんな無理強いするなら檀家なんかやめる」で終わりです。
新潟でも、大雪で寺の屋根が傾いたりして、大変なようです。
お坊さんの方も代替わりしてて、法話も満足に出来ないような倅が後を継いでたりします。
そういうお坊さんには、頭を下げて檀家を回るなんてことも出来ないでしょうしね。
昔は、お寺がコミュニティの中心でした。
お寺の修繕があるとなれば、たとえ自分の家が傾いてても、お寺を優先したでしょう。
今は、そんなことは望むべくもありません。
なんと、センターゾーンでは、『西川家別邸』と『高橋是清邸』しか撮ってませんでした。
どうやら限界で、あとは省略したようです。
センターゾーンの残りの建物は……。
例によって、パンフレットと拝借画像でご紹介することにします。
↓まず最初は、こちら。
人家ではないのは、ひと目でわかります。
『旧自証院霊屋(きゅうじしょういんおたまや)』です。
↓パンフレットの説明書き。
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尾張藩主徳川光友の正室千代姫が、その母お振の方(三代将軍徳川家光の側室)を供養するために建立した霊屋です。
この建物は東京都の文化財指定を受けています。
【新宿区富久町/1652(慶安5)年】※東京都指定有形文化財
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↓新宿区富久町は、このあたり。
↓地図を拡大してみましょう。
なんと、自証院がまだありました。
自証院は、お振の方の法名だそうです。
お振の方が亡くなったのは、1640(寛永17)年。
当初は、新宿区榎町の法常寺に葬られたそうですが……。
1652(慶安5)年、自証院に建てられた霊屋に改葬されたとか。
なぜその霊屋が『江戸東京たてもの園』に移築されたのか……。
その際、お振の方の御霊がどちらに移られたのか、ざっと調べただけではわかりませんでした。
ま、おそらく、お寺自らが管理していくのは、難しくなったんでしょうね。
なにしろ、この霊屋は江戸城や日光東照宮を手掛けた大工の作だそうです。
その補修を、近所の工務店に頼むわけにはいきませんから。
話は変わりますが、現在、お寺の修繕費用がなかなか集まらず、大変なようです。
そういった費用は、檀家に寄付を募ることになります。
寄付と云っても、1,000円とかのレベルの話ではありません。
数万単位、ヘタすれば、10万とかになります。
問題は、檀家が代替わりしてること。
昔の檀家であれば、そういったお金が必要になることを見越して……。
別に積み立てて置いたりしたものです。
でも、代替わりした若手は、そんなことしてません。
「何で、寺に10万も取られにゃならんのだ」となります。
何とかと頼みこめば、「そんな無理強いするなら檀家なんかやめる」で終わりです。
新潟でも、大雪で寺の屋根が傾いたりして、大変なようです。
お坊さんの方も代替わりしてて、法話も満足に出来ないような倅が後を継いでたりします。
そういうお坊さんには、頭を下げて檀家を回るなんてことも出来ないでしょうしね。
昔は、お寺がコミュニティの中心でした。
お寺の修繕があるとなれば、たとえ自分の家が傾いてても、お寺を優先したでしょう。
今は、そんなことは望むべくもありません。
コメント一覧
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1. 檀家総代ハーレクイン- 2016/11/11 14:57
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>どうやら限界で……
何の限界なんだろう。
↓これかな。
「体力の限界!」
一代を築いた「小さな大横綱」も泉下の人となりました。
「み」さんには、くれぐれも御身お大切に……。
自証院霊屋
宝物殿、という感じですが、霊屋。
お振の方、ねえ。
場所は……地図だと、新宿御苑の近く、としかわからん。
で、拡大図では『あやめ幼稚園』の近くですが、『アイリス』とはかんけーないよね(あるかいな)。
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2. Mikiko- 2016/11/11 18:41
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体力の限界
最近、とみに疲れやすくなりました。
長距離が歩けなくなりました。
昔は、4時間くらい平気で歩けたんですけどね。
渋谷から、新宿経由で阿佐ヶ谷まで歩いたこともあります。
路線バス好きになったのは、歩けなくなったということもあるのです。
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3. 足痛い(泣)HQ- 2016/11/11 22:03
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人間、足から弱る
とか聞いたことあります。
なんか……80のバサマ(婆様)のセリフみたいですぜ。
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4. Mikiko- 2016/11/12 07:53
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地方に住んでると……
ほんとに歩かなくなります。
100メートル先のコンビニにも、車で行きますし。
車でゴミ出しに来る人も大勢います。
駅では、階段を使うように心がけてたんですが……。
実は、階段昇降は良くないのだそうです。
膝の半月板や靭帯に負担をかけるからです。
これらは鍛えられる部位ではなく、基本的に消耗品なのだとか。
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5. もともと歩かないHQ- 2016/11/12 13:44
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歩かない地方人
逆だと思ってましたがなるほどねえ。
要するに、車社会ということですか。